
自慢できるようなことは日頃あまりありませんが、
一会には、こんなにいいお客様がいるんですよ、
と、自慢したくなって
掲載するプリザーブドのセルリアのコサージュ。
ずっと以前の新婦様が
今もこのブログを読んでくださっていて
そうして
「岩橋さんの絶賛するセルリアをぜひ使って
パーティにつけるコサージュを」と
リクエストしてくださいました。
望んでも自分では扱えないような花を
お金をいただいて扱うことができる。
いいお客様に、恵まれていると思います。
で、こんなふうに
「あのね」、と誰かにいうように
毎日書くこのブログの
今日の記事を書きだしたい時があります。
このブログは、
やはり一会という花屋の広告のため、
という一方で、
あまりにその日の気持ちにそぐわないことは
書かない、その日に書きたいことを書こうと
最近よく思います。
かっこつけていうなら、
言葉が熟さないことはたぶんどんなに書いても
結局伝わらないだろうし、
とりあえず自分がダメだと思うので
それなら何も言わない一枚の写真のほうが、
白紙のほうがずっといいかもしれない。
しかし一方で
やらないほうがましだということはたくさんあるのですけれど
それでも自分にとってはやらざるを得なかった、
ひとつの道程なんだと
納得させるしかない。
とかとか。
花は、時々雄弁ですが、一方では
所詮、数日だけのものです。
仮にプリザーブドであっても
造花とは違い、限られた歳月で終わること。
永久に保存するのは目的ではなく、
日々変わっていく、朽ちていくものです。
まったく、それで充分だ、と
最近つくづく思います。
そうして所詮ひとときのことなのだから
ならば少しでも気持ちの通う作り手から
買いたいと思います。私なら。
たかだかが、花でしょう?
でもその花を切り売りして、
自分は日々の生計をたてる。
花というもののとるにたらなさも、
しかし時折は人の心を動かす力も
両方を知ってなお花を売る一人でいられたら
いいのですが。
しかし、未だ昔の食うや食わずやの
時期の癖が抜けなくて、
スーパーで見る求人の広告に
ここで週に何回、何時間働けば、ぎりぎり
家賃が払えるなあと瞬時に計算しています。
吉野家にいってもマックに行ってもそうだったなあ。
・・・で、というわけで
(便利な言葉です)
では今日もお疲れ様でした。
