昨年、2008年の秋は、私には
毎週のようにあれこれがあり、
ひとつも気を抜けなくて、しかし
ひとつも手を抜きたくなくて、
それが全部、なんとか無事終わってから
しばらくというもの、まるで
抜けがらみたいでした。

久々に誰かとごはんを食べにいっても
ろくにしゃべれず、
たまっているメールも
こんなに放置したことはないというくらい
手つかずのままで

もう、準営業を宣言した
1月15日まで、ブログも書かずにおこうと
思っていたのでした。

というのに、深夜12時をまわると
今日、ひとつもキーボードをたたかない自分に
違和感を感じます。

それもかなり、相当、どうなんだ・・・

わずか3年なのに
続けた習慣というのは恐ろしいです。

写真は何かというと、
プリザーブドのセルリアで作ったフレームです。
平たくいえば壁の飾りです。

数年前に、一会の装花を頼んでくださった
新郎様から、新婦様へ、毎年欠かさず
お誕生日と結婚記念日に、花のギフトを頼まれるのです。

そして、その数日後に依頼人の新郎様から
今年はこんなふうに渡しましたよ、
こんなふうに感想を言っていましたよ、と
メールが届きます。

夢みたいな話ですが、
本当です。

私がブログを今日も書いてしまう
その理由のひとつ。

一会にいただく年賀状で、
数年前の御二人から
「今もブログを見ていますよ」、と
一言を添えてはいただきます。

私自身の年賀状は、アシスタント任せで
例年ただ、その年させていただいた
新郎新婦様へ、印刷したものをお出しするのが
精いっぱい。

だから過去の新郎新婦様へは
これからお返事を書きます。
7日にはロシアに出かけてはしまいますが
そのまえに、できるだけ。
(しかしロシアかよ!?・・・とつくづく自分も思います。
辺境を狙っているわけでも受けを狙っているわけでも
ないのですが、エルミタージュを観たかったのです。)

ちなみに、その依頼人の新郎様に、
この花はなんていう名前ですか?と
尋ねられたので、
ふわふわしたのは「てまりそう」、
小さな白い花は「キララポップ」
というジャスミン花のガク部分のプリザーブドです。

では、みなさま今日もお疲れ様でした。

2009年もへこたれたブログではありますが
一会ともども、どうぞよろしくお願い申し上げます。