今日は、IFEXという
展示会のブースデザインの打ち合わせ。
一会の場合ブライダルの花がメインなのですが
こういうお仕事もときどきあります。
プリザーブドフラワーの作り手である、
南原農園さんが鹿児島からきてくださいました。
今年、イチオシにしたいものや、
去年のお客様の層や、
そのお客様にとってメインになる価格帯、
なるべく細かに聞いて、デザインを考えていくことは
ウェディングのブーケの仕事と同じです。
ブースにいらしてくださるお客様からは
やはり頻繁にワイヤリングを尋ねられるそうなので
3次元バーコードでワイヤリング手法のサイトページに
とべるようにしたらどうか。
という提案をしてみました。
という流れで、今日のブログは
いつものウェディングの花とちょっと違うのですけど
忘れないうちに、新商品のワイヤリング方法を
アップすることにしました。
(ちなみに手タレはアシスタントちゅう。
この写真の加工も素早く対応できて感謝です)
過去ワイヤリング講座記事
ワイヤリング講座1 プルメリア、ジャスミン、パイナップル編
ワイヤリング講座2 セルリア、バラ、チューリップ編
昨年、一番の目玉展示となったカサブランカのキャスケードブーケ
(ちなみに花時間さんにもIFEXのニュースとして
とりあげていただきました)は、
今年は小さなサイズも出るそうです。
なので、その小さなサイズでピンクのユリのプリザーブドフラワーが
冒頭の写真。
白26番ワイヤーで横からつき通して
クロスに白ワイヤーをかけ、
最後に茎に裸ワイヤー22番でインソーション。
これはブーケの場合です。
いつもいつも生徒さんにいうことですが
目的によってワイヤリングの方法は変更するのが当然です。
ブーケなら、こうしてがっちりめにワイヤーをかけますが
アレンジならここまでしなくても充分強度が保てます。
最終目的はどこなのか。
を考えて、手段を選べるといいですね。
わかったかアシスタント諸君。

胡蝶蘭の場合、
白28番ワイヤーをU字に曲げ、先をとがらせます。
U字にワイヤーを曲げ、花の中心にある
橋のようになっている芯の両脇に、挿し通します。
裏側から見た様子。
トルコキキョウは
花の下側を白26番ワイヤーでピアス。
ホウヅキ・アスターなど
茎がしっかりしていて、
花にワイヤーをかけずにすむなら
なるべくツイスティングですませます。
片方のワイヤーを、
もう片方のワイヤーと茎を巻き込んで、数回ねじってOK。
ワイヤーはちょっと遠くをもつのがコツです。
アンスリュームは、
茎が長くして使えるように、販売されるとのこと。
なのでこれもツイスティングで。
裸24番ワイヤーを使ってみました。
ワイヤーの強さ、硬さの基準は、
「使うところで持ってみて、
だらんと垂れさがらない」レベル。
ワイヤーの色は、花にあわせますが
上からテープを巻くなら見えなくなるので
裸ワイヤーのほうがのぞましい。
安くあがりますしね。
いつもいつも生徒さんに言うことですが、
つまり、「着地点はどこか?」です。
その目的を達成できれば、
簡単なほうがいいはずです。
早いほうがいいし、安いほうがいいし、軽いほうがいい。
だから、同じ花でも目的によって
ワイヤーの硬さや色は違います。
そこらへんが面倒ではあるけれど、
花の面白いところです。
と思います。
もうひとつついでに、
これもいつも言っていることではありますが
南原さんのプリザは、ぽかんと明るくてのんびりしていて
あったかな色で、丁寧で誠実なお仕事で、
ほんとによい花だ。と思うのです。
一会の場合、造花は扱わないのですが
プリザーブドはアリです。
あくまで私の場合ですが、
その線引きは、土に還るかどうかです。
生花とプリザーブドと、どっちが好きかと言われたら
それはやっぱり生花です。
でもプリザーブドにしてはじめて出る魅力がある。
という花を作り出して世の中に送り出す、
ということをすごいなと思います。
生花にはかなわ
ないけど
生花とはまったく違う魅力が新たに付加される。
それなら、その花がプリザーブドである意味がある。
生命のある花を、きれいなうちに摘み取って
プリザーブドとして加工する価値がある。
最後にもひとつ、プリザーブドを扱うことができれば
時間の制約をひとつ外せることも、
一会にはとても大きなメリットです。
一会の場合、基本的にブーケ関係は私自身が作りますので、
生花だとできる作業が限られます。
一日に何個もクラウンというような細かな仕事が重なると、
朝4時に作業を開始する、という日々が続いてしまいまして
そうなるとですね、加齢に伴い気力体力に限界が出てくるので
たくさんは請けられません。
でもプリザなら前もって製作が可能です。
お断りするほかない注文を、請けることができます。
なので、数日前にツイッターにも書きましたが
一会では生花とプリザは、同じ価格で出しています。
クラウンのようなアクセサリ類にいたっては
プリザのほうが断然作業は楽なので、プリザのほうを
お安くしております。
長いよブログ。
すみません・・・
これからハイシーズンに突入し、
そんなに長くなくなると思いますので、
見逃してください。
では皆さま今日も本当に、お疲れさまでした。
ありがとうございました。










