花の事務所って何?
店舗じゃない花屋さんでどういう花のレッスンをしているの?
という疑問にお答えすべく、
レッスンの流れを追ってみます。
練習中のインスタグラム写真流用。
まず市場で花を仕入れます。
原則、すべての花を自分で目で見て仕入れたい派。
レストランのオーナーシェフが築地に通っている感じというと
伝わりやすいでしょうか。
一会では、羽田空港近くにある大田市場から仕入れています。
日本で一番大きな花の市場だそうです。

10時過ぎ、事務所に戻ってきたら
水揚げ、という作業をします。
要は花に水を吸わせるのですが
花を、仮眠状態から起こすのにも似て、
それなりに気合いが入ります。一会では結構重視しています。

水揚げが終わって花が水を吸って元気になったら、
生徒さんの人数にあわせて小さな束にわけます。
一会のレッスンは、自分で花を選んで組み合わせることに
特徴があり、そのために欠かせない作業です。
これも1~2時間はゆうにかかります。

いよいよレッスン開始。
まず生徒さんにそれぞれ束を選んでもらいます。
この時点で、自分の好きな傾向が結構決まってきます。
今月のお題は、結婚式の卓上装花、
ガラスを使ってのテーブルフラワーアレンジ。

自分で選んだ花をでは小瓶にどう組み合わせるか
講師は相変わらず何も言わず
生ぬるく見守っているだけの役立たずなので、
みなさん仕方なく自分で考えて、配置を決めて花を活けていきます。
でも考える力が大事だからね。
黒板にこの花は何センチ、この角度は45度、
と決めてもらうほうが作るのは楽かもしれませんが
自分でうんと悩んで、
悩んだ末の答えを自分で選び取るところに、意義がある。
というのが基本スタンスです。
だいぶ出来上がってきたところ。
ここからの続きは、
実は来週もまた同じレッスンが別のクラスであるので
完成形は秘密です。
見たら影響されちゃうから。
来週もまた写真を撮ろうともくろんで、
後編に続きます。(予定)
今日ふむふむと聞いた
生徒さんインタビュー第三弾もまた次回!
ではお疲れ様でした!
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