淡い、とても淡い水色のドレスに
あわせて作ったきれいめトーンのブーケです。

5月のバラやあじさいの中にほんの少し、
挿しいれているのはラベンダーの花です。

ドレスの水色につつまれて、溶け合うように。

こちらは水の中のシャネル。

・・・ええと水つながりで。

展開が強引すぎです。
いつもながら。

よく旅に行く友人からいつも聞かされる話ですが、
昔々、アジアに一人旅に出かけたときのこと、
乗継の香港の空港で、当時勤めていた会社の
同期にばったりとでくわしたのだそうです。

そうしてその彼がちょっとかっこつけて語るには、

 自分は旅に出るたびに、
 どこかの空港でひとつ香水を買う。
 そしてその旅の間はずっとそれをつける。
 だから、ひとつの旅にひとつの香りの記憶が残るんだよ。

・・・
・・・
・・・
それは、なんぼなんでも気障すぎだろ!

と、その話になるたびに大笑いしながら、
でもその習慣をなぜかいつか、
私たちもまた踏襲するようになりました。
写真はギリシャのサントリーニへ向かう空港で買った
シャネルのCHANCE。

しかし日本に戻れば所詮はそんな柄ではなく(注1)、
普段はタンスの肥やしと化しておりますが
たまに、煮詰まった時に、部屋に巻いてみたりします。

(注1 帰国後2か月後くらいにやっと「CHANCE」なんだと
気づきました。
ずーっと「CHANGE」なんだと思いこんでいました。
なるほど、日常の空気を換えるからチェンジなのねーとか。
「所詮、柄ではない」と呟くその自嘲の深さが、
これで分かっていただけますでしょうか。)

(注2つまり、今はちょっと煮詰まってて、と
言い訳したいらしいです。さらに
なんで水の中かというとうっかり洗面台に落としたからです)

では皆様今日もお疲れ様でした。