砂漠、という名前のバラで作る
滝の形、キャスケードのブーケ。

挙式に持つブーケはやはり圧倒的に白とグリーンが
人気です。でも新婦様は
お打ち合わせの折に
ぜひこういう色のバラで、と
リクエストされました。
その時、
穏やかで優しい、でも芯がしっかりしている
そんな新婦様の印象と、
このなんともいえない色あいと
しっかりと美しい花弁をもつこのバラが
ぴったりだ!とすごく腑に落ちたというか・・・
そう、感じたのです。

「砂漠の水」というテーマは、
去年から自分の中に残る、
命題のひとつとなりました。

そのシリーズに
こっそりここで加えてしまおうと思います。

・・・リンク貼りは明日にして寝ようっと。

では皆さま、今日もありがとうございました。

オンシーズンとなり、先週、先々週、先月、とちらほらと
新婦様からいただくメールが
今はなによりも!なによりも!ほんとに
嬉しいできごとです。
なんども読み返してしまいます。
ときどきこっそり涙目です。

本当は一会からメールをお出しするべきところを
先にいただいてしまい、しかも即日御返事ができないという
こともままありまして、本当に恐縮です。
でも涙目で読んでおります。
またメールをいただいた方には順次、
当日の一会で撮りました写真をお送りしております。
もしお写真をという折にはリクエストくださいませ。。。
(基本的にリクエストがない場合には
一会からお送りしておりません。申し訳ありません。)

今日のバームちゃんですが
私がせっせとですね、仕入れファイル
(:市場への仕入れ発注FAX書類や産地資料満載)を
あれ、どこに置いたっけ?と探していたところ
「ああ、あのネタ帖みたいなやつですね」と
言い放ちやがりました。
私が市場にいくのはネタじゃないですと
言いたいですけど脱力して言えなかった。

「いっこ聞いてもいいですか?
今日って、6時30分にメールもらってますけど
そのときはもう市場にいたんですか?」

・・・あたりまえだっちゅーねん!と
ちゃぶだいひっくりかえしていいでしょうか。

しかし修行として、自ら市場への同行を申し出るあたり、
その心意気やよし。
そういう地味な努力は、努力して得た成果よりも
実はその地味な道のりを自ら歩き続けたことが
もっとも大きな果実なのかもしれないと思います。

簡単に得たものは簡単になくなるけど
身をはって得たものは、そのまま
骨肉になります。

だから一会のレッスンでは見本作品も作らないし
デモもしないし、逐一手順も教えないし、
必要なオアシスは自らカットし、水につけ、
必要なワイヤーは自ら考ええらぶこと。
を、最初にしてもらいます。

一滴の砂漠の水が、身にしみとおるように。

痩せた土地のトマトこそ、甘いのですよ生徒諸君。

と、かように話が四方八方にとんだところで、

では今度こそお疲れ様でした。