二次会用にお作りした深い濃いピンクのバラのブーケ。
二次会、とはいってもたくさんのゲストがいらしたようで、
当初プルズだったものを、
40名でプルズはちょっと難しいのでトスブーケにご変更。
投げると4シェアになります。
小さな花束を4つ組み合わせているわけですが、
それぞれでカーブの曲面を作るために、
普通のブーケより多めの花を仕入れるのに加え、
無論、手間もかかるので
シェアブーケはプラス5000円をいただいています。
シェア数は、2つから8シェアくらいまでが適正数かと。
「花の仕事をしていますが、
どうやったら一会さんみたいな仕事ができますか?」
という質問をメールでいただいたりしますが、
目下、お客様からのメールをお返事するのに精いっぱいで、
あの、
・・・
よかったらぜひ一会レッスンへ!(宣伝にしても直截すぎ)
で、お返事までは手がまわらないのですが、
この仕事については私のようなモグリじゃなくて(おい)
一流のフラワーアーティストの方々が
たくさんの本を出されていて、そこには
たくさんのヒントが書いてあると思います。
全部じゃなくて全然いいので、
好きな人のだけ一冊、何度も
繰り返し読み返したらいいんじゃないかなあ。
人がひいたトレースをなぞるほうが楽です。
その上に自分の線を作ったらいいのだ。
ちなみに、個人的に
「この能力は鍛えたぜ!」というのは、
目で見て、空間を測ること。
これはかなり意識して自分を訓練しました。
今はパッと見て、その花が目の前の箱に入るかどうか、
その箱が別の箱に入るかどうか、とか、
まず間違えない自信があります。
リボンの長さ、セロファンの長さ、オアシスの大きさ、
なるべく一発でぴったりカットできるように。
無駄の無い仕事は、美しい。
アシスタントさん一同「聞き飽きました」。
まあそうなんですけどね。
どうせ毎回同じことをやるんなら
修練を積んで習熟したほうがいいじゃんよー。
こういうシェアブーケみたいに測りながら作るブーケのとき、
結構、それが役立ちます。
でも一番は、
市場で花を積み込むとき。
ぴっちし。
いえ、まだこれでも8分目です。
左の上部の隙間とか、
左の手前の隙間とか、
本気を出せばまだまだいけるぜ。
愛するエブリィは軽自動車、
どんな道でも入れるし、
どんなとこでもUターンできるし、
燃費はいいし、とろとろしててもちゃんと走ってくれて、
この先も買い換えるつもりはありません。
いいんです。
かわいがってるんです。
たとえ毎年、あちこちこすってって
かすり傷が増えようと。
それも勲章。(言い聞かせ)
長い一日が終わり、
なんとなくハンドルをぽんぽんたたいてから、
降りたりしてます。
では皆様今日もお疲れ様でした。


