京都まで宅急便でお届けした
ブーケでした。
去年、ご結婚式で一会のブーケを持ってくださったお二人。
いろいろと大変なことがあったけれども
こういうときだからこそ、楽しい予定は大事にしよう、
というご主人さまの一言で、
今日、京都でロケーションフォトをなさったそうです。
そのためだけの生花のブーケ。
春爛漫という感じで、おまかせで。
というとてつもない贅沢なお仕事を
させていただきました。
ヤマト便でなかなか「配達完了」の表示が出なくて
アシスタントさんとやきもきしましたが、
花嫁様からお電話をいただいて
「無事到着しました、素敵です、
としか言えなくて申し訳ないけれども素敵です」
と。
たった一日だけの花。
そんな花に何万ものお金をかけることは
この上もない贅沢で、そんなにはないことです。
自分は、
そんなに花の技術があるわけじゃない、
そんなに天性のひらめきがあるわけじゃない、
でもたった一日の花にお金をかけてくださるその有難さを
大事に思うことについては
おそらく世界の中のどんな花屋さんよりも
真摯だ、と思います。
では皆様今日もお疲れ様でした。

