どの写真を、最初に持ってきたらいいだろうと
10分くらい迷いました。
また、とても大切な花嫁様だったから。

振袖に持つボールブーケ、オークラ様へお届けしました。
そのお写真に劣らぬ
美しい言葉の数々も。

許可をいただいて、いただいたお手紙をご紹介させていただきます。
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さて、この度結婚式の写真が出来上がりましたので
岩橋様のお花が当日いかに大活躍だったか、是非
ご報告させていただきたく、データをお送りいたします。
式の後、ご出席いただいた方々にご挨拶する機会があると、
その度、岩橋様のブーケと花飾りが
真っ先に話題になります。
私自身、趣味で読んでいた『花時間』の中で、
岩橋様の世界観のファンでしたが、
今回、人生の晴れ舞台で、自分にとっておきの宝物を、
一番大切な人達にお披露目出来たことに大満足しています。
(自分が作ったものでないのに恐縮ですが)
私が一番好きな写真は、大好きな母が、大好きなライラックカラーの
花束を見て笑ってくれている写真です。
私からの感謝の気持ちを代弁してくれた素敵な花束、
心からありがとうございました。
拙い内容になりましたが、お送りしたデータは、資料として、
これからのお客様にどうぞお役立てください。
5年後、10年後、記念日に再びブーケをお願いすることが、
私のささやかな夢です。
ずっと応援させて下さい。
ありがとうございました。
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まるで、何かの撮影のような
美しい一枚を、
一会の宝物として加えることができたこと、
深い感謝を申し上げます。
以前のブログに書いたように
高い気品を感じる花嫁様。
おばあさまから3代に受け継がれたという振袖。
とても、勇気を振り絞って
誤解を恐れずにいうならば
そうしたお客様に気に入っていただけるということは
今も何ひとつ後ろ盾のない一会にとって、
大きな太鼓判をいただくようなものです。
どうなんだろう、続けていけるのかな、
そう思う岐路はこの13年間に数えきれないほどあって、
でもああこうして写真をいただけて、
この方の花を作らせていただいて
ああ、ほんとに良かった。嬉しかった。
いろいろあったけど、へこたれずに
一会を続けてて良かった。
そう思う今日です。
花嫁様が、見惚れるほどに、おきれいでした。
そして、一会の花をよしとしてくださったこと。
そうした温かなひと塊を
今日は、胸にいだいてふと安心して眠ることが
自分のようなものにとって
どんなに、どれほど、貴重か、
このブログを書きつつお伝えできたらなと
思うのです。
(いつもいつも!ですね、
「どうしよう時間がない!」とか
「わあいまさら間に合わないかも!」とかそんな悪夢ばっかりなので。
ああどうしよう!と夢の中でもがいては走り回っております。
とほほ。小心者でございますとも。)
では、皆様今日もお疲れ様でした。
ありがとうございました。





