桜の花に包まれた、この花嫁様の一枚のお写真を
今このブログを書いている自分は、
この先この仕事ができなくなったいつか来る日も
きっと忘れることはないだろうと思いながら
そのお写真とメールとを読み返します。

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随分と遅くなってしまいましたが、
その節は本当にお世話になり、ありがとうございました！

ずっとお礼のメールをしたかったのですが
新居や仕事、新しい生活などでバタバタしてしまい
大変遅れてしまって申し訳ございません。

改めまして、感謝の気持ちをお伝えしたくメール致しました。

初めてブーケが届いた時、
宅配から受け取ってくれたのは母でした。
仕事中の私に母からメールが届き、
「今ブーケ届いたよ～。きれい～！
とってもYちゃんらしい色合いのブーケやなぁ＾＾」と。

家に帰り、ブーケを見た時、
メールだけで打ち合わせしていたにも関わらず、
よく私のしたかった雰囲気をここまで出して頂けたなぁ！と
とても感激したことを覚えています。

ブーケもさることながら、花冠がもう
本当に素敵で、ズバリ脳内から出て来たようでした(笑)

当日、美容スタッフの方たちにも、衣装と私のキャラクターに
ピッタリだと言って頂けました。
ドレスの写真もメールで見て頂いただけで、
ここまで雰囲気を合わせられるのか・・・と岩橋様のお仕事に脱帽しました。

式が始まり、披露宴中も
お友達や家族、親せきみなさんにも
きれいなブーケだね～と大好評♪

お色直しのグリーンのドレスと
ブーケのリボンが本当に同じ色でビックリでした！

後撮りの時には、落ち着いて撮って頂けるので
終始ブーケを持って。
改めて、プリザーブドにして良かったな、と思いました。

その後は、新居にてブーケはケースに入れて、
花冠はリースのようにして壁に飾っています。
いつも目にするところに飾ってあるので、
心がウキウキします。

なかなか実物を確認出来ないまま進めて頂くのは、
依頼するまで不安もありましたが、
いざ依頼して岩橋さんとメールのやり取りをしていると、
やっぱり一会さんしか考えられなかった私の直感は
正しかったなぁと思えるようになり、
実物が届いて、それは確信となりました。

ただブーケを作る、ということではなく、
一生に一度の日を彩るブーケに
たくさんの情熱や想いを込めて作っておられるのが
大変伝わってくる作品でした。

梱包の丁寧さからも、それは伝わってきました。

結婚式は、家族への感謝の気持ちにあふれた
とても嬉しく楽しい式となりました。
何の心おきもなく終えられたことの一つは
一会さんと出会えて、ブーケを作って頂けたことです。

本当にありがとうございました。

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私達の仕事はいつも、とても小さなことの積み重ねです。

お客様の話を一生懸命聞くこと、
本来の目的が何かを考えること、（＝喜んでもらえなかったら意味がない）
花を作るにあたって最後まで、出来る限りの最善をつくすこと、
粘ること、
花を送り出す段ボールに貼る一枚のテープが
曲がらずにきちんと張ってあって、
そこに折り返しがついていて、
それが一目でわかるように印までついていること。

最初からそうできていたわけではないのですが、
一会を立ち上げてこの14年間、
何度も小さな失敗と大きな失敗とを繰り返し、

神は細部に宿る、という
格言を、今の自分は結構信じられる気がします。

いい仕事ができれば、100の言葉を費やすより一目で伝わる。

この花嫁様にとって、大事な楽しい一日に、
一会さんに出会えてよかったと言ってもらえることは
この上もない報酬です。

メールだけの、短いやりとり。
きっと私は死ぬまで
この方に実際にお会い出来る機会は一度も無い。
でもそれでも、たった一枚の写真を胸にいだいて
この先も、懸命な仕事ができたらなと思います。

ブーケ記事はこちらです。
http://ichiecarpe.exblog.jp/19650973/

では今日もおつかれさまでした。

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