今日、品川にある響さまへお届けしたブーケです。

淡い紫の中に、バラをとりまぜて。

花嫁様は長年この一会ブログを読んでくださっていたそうで、
いよいよ結婚が決まったのは、でも急なことで、
迷ったけれども、やはり諦めきれなくて。
と、打ち合わせにきてくださいました。

思い切ってメールをくださって、
本当に本当にありがとうございました。

淡い紫や青の寒色系の中に、
挿し色としていれるコーラルピンクや淡いオレンジの
暖色系の花。

人生楽ありゃ苦もあるさーとか
山あり谷ありとか
禍福は糾える縄の如しとか、

そういういろんな思いも
わずか直径20センチのブーケの中に
ぎゅっとこめられたらいいと思います。

ずっと昔の花嫁さんが
「新たな人生のステージに踏み出す私を、
どんと背中を押してくれた」
と、
花を評してくださった言葉を、
今も大事に思い出します。

何年も、このブログを読んでくださった花嫁様へ、
この先何十年も、禍福は織り交ざる一生、
でもどうか、少しでも、幸せの多く降り注ぐ日々と
なりますように。

そう、ここで背中をどんと押したい。
と願って作る、たった数時間のための
小さなブーケ。
精一杯の花吹雪を送りたい。

たった一日、お手伝いをしただけの
業者の立場ではあるけれども
お届けしたブーケを持った、花嫁様の幸多い日々を、
心底、心からお祈りしています。

来年1月31日は受注を終了しました。
2月3月4月ぽつぽつ埋まり始めております。
お問い合わせはどうぞお早めにお願いします。

って、ほんとなんだから!
断るのは私だって嫌なんだよー。
ほんとにきついんだよー!

でも、これまでしてきた数々の失敗は
まず第一にキャパシティオーバー。
自分の容量を超えて仕事を受けてしまったから。

なので、一会の場合、「とりあえずそちらでお話を聞きたい」
という打診は、本当に申し訳ないけれども、
全部辞退させていただいています。

こんな小さな事務所に、このブログを読んだだけで、
「一会にブーケを頼みたい」と決めてくださる方に
全力を尽くしたいので、
「他の花屋さんと比較検討していますが」、というお話の時点では
お打合せをしないことにしています。

なんなんだその高飛車な態度。

でも全部自分で気が済むまでしたいので、
そうすると数が限られるのです。

オンシーズンは、月に一日の休みもろくにとれない現状、
一日24時間の限られた中、一会に頼んでくださった
花嫁さんのために、もてる力を全部注ぎたい。

自分が受けたい注文と受けられる注文と
ちょうど良いバランスにはなかなかなりません。

でも少なくとも今、フリーランスでいる理由は、
自分で気が済むまで好きな仕事をできるということ。
好きなお客様のために
好きなだけ仕事をできるということ。

ではお疲れ様でした!

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