
先日の挙式ブーケをお届けしたザ・プリンスパークタワー東京の
花嫁さまへ、こちらは和装用のボールブーケです。
プリザーブドフラワーで。
今日さきほど、お礼のメールをいただいて
見た瞬間に嬉しくなるような、かわいすぎるお写真もいただいて、
とりいそぎブログから御礼を。
ありがとうございました。
今日、その極上の笑顔を拝見できて
ほんとにほんとに舞い上がりました!
(・・・でもたぶんメールのお返事は週明けに。
大変申し訳ありません)
ちなみにこのボールブーケ、実は一度作り直しました。
かなり恥ずかしいですけど
最初に作ったときはこんなかんじ。
と、もっかい花材をそろえ直して
既にいれた花を切り捨てて、
もう一度やり直す時間を、たとえ修羅場の最中であろうと
力技でもこじあけて花代をかけて、投資できるのは、
自分が今、自分の名前で花の仕事をしてるから。
だと思います。
雇われだったらこうはできないだろうなあ。
やはり毎週毎週ブーケを作っていたらダメな時もあるんです。
(開き直り)
しかしそこで、ダメだよな、と自分でわかって、
ロスを出そうと無駄であろうと、やり直せるのは、
自分が、この小さな花事務所の
オーナーだからに他ならない。
早朝8時の納品。
婚礼の仕事には珍しいことではありません。
それに間に合うように車を出すには、あと5分。
でもできればその5分の間に、ブーケを撮りたい、と
写真スペースにぶらさげたものの、
ゆらゆら揺れて、止まらないーーー。
ぶれぶれー!
というのも、
いい思い出です。
ほんとか。
・・・いえ、ほんとです。
だって、
花嫁さんの笑顔に、こんなにも、
すべてが一瞬で報われる。
いい仕事だ、と思います。
自称、ウェディングの花屋。
名乗るだけなら自分ひとりでもできる。
そこを裏打ちしてくれるのは、
見ず知らずの自分に、高価な対価を支払ってなお、
ブーケを頼んでくださる花嫁様がいるからこそ。
岩橋さんに頼んでよかった、と言ってくださる花嫁さんが
いるからこそ。
その有難さを、忘れずにいよう。
そう思います。
柚売りのはづかしさうに値を言へる 野木藤子
そんなかわいい気配は微塵もありませんが、
値段をいう時はいつも、
少し息を吸って言う。
一会のブーケは、激安ではない。
でも、対価に値する花を。
では皆様今日も本当におつかれさまでした。
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