去年の春、アジュール竹芝様への会場装花です。
会場の照明に対する私の腕では
色がきれいに撮影できず点数も少なかったため
HP上には掲載していませんが
ちょうどライラックの装花のお問い合わせが入ったので、
ご参考までにアップしてみました。
下の写真の小さなバラはスウィートオールド。
この写真を見ると手伝ってくれた
アシスタントHさんを思い出します。
今は遠方へ転居されてしまいましたが、
時々遊びにきてくれます。
そうだよな、この一年いろいろあったんだなーなんて
振り返る今日一日でした。
しかし目下一番の課題は、左手人指し指の第一関節が
感覚が消えて曲がらなくなってしまったこと。
実は半年くらい前からずっとそうで、整形外科にいっても
解らずじまい、下手にいじって
もっとひどくなったらこの仕事ができない!という時期の
連続でずるずると半年もきてしまいました。
チューリップフェアのデモの時は
うっかりものを落としたらどうしよう~などと
実は結構ドキドキでした。
先日やっと整体にいったところ、
腰や肩はすっきりでしたが
左手はやや全体にしびれが残り、
うーむ、ちょっと困っています。
花の関係の方も何人か読んでくださっているらしいこのブログ、
こういう場合、どんな病院に行くべきなのか
もしご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせくだされば・・・と
とうとうこんなところにまで書いてみました。
「腕のどちらか片方だったら
まだこの仕事ができるかもしれない」。
いつもそんなことを、漠然と思います。
でも両腕ともだったら無理だろうなあ、とか。
耳が聴こえないのならなんとかなるのかもしれない、でも
目が見えなくなったら、仕事としては無理かなあ、とか。
しかしそんなクライことを考えているのは
私だけなのでしょうか?
こういう話をしてもあまり賛同が得られないような。(笑)
どうなんでしょう、ひとつのことをせっせとやっている人は
皆そうなのではないか、と思ったりもするのですが・・・。
晩年のモネが白内障で失明寸前の状態にあったことを知ってから
いったい、どんな思いでキャンバスに向かったのだろうと
いつもその画を見るたびに思います。
すぐそこに、もう暗闇があって、
けれどもどんなにか大事にしている色彩が目の前にあって、
その狭間で、なお絵筆をとる、という気持ち。
どんなにか戦ってキャンバスの白を埋めたのだろう、と思ったりします。


