そしてシンクロシリーズの最終章は、お二人のお写真のご紹介を。
カラーのハーモニーをはじめ、
ラナンキュラス、チューリップ、スイートピーなど、春の花をたくさん。
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そしてそして、なんといっても
トップの写真がモノトーンだったこと。これは・・・
最初の打ち合わせで私が言った「たとえば白黒写真にしたときに
シルエットが楽しげな感じ」を受けての編集、ですよね???
開いた瞬間思わず画面に向かって「あっ!」と
声を出してしまいました。感動です・・・
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先日のシンクロの記事を読んでのご感想も頂いたので
こちらもあわせて許可をいただいて掲載しました。
たったひとつのオーダーメイドでお作りする花なので、
その準備する過程も楽しんでいただければ嬉しいし、
リピートというものがない商品である以上
(当然ながら。私としてはリピートがあればラクなので少し残念ですが・・・笑)
こうして、たった一日、数時間の花ではありますが
その余韻もまた楽しんでいただけること、
職人冥利につきる思いです。
母の日のご注文をいただいた、
たくさんの方に「いつもブログ楽しんでいます」と
おっしゃっていただけること、
このブログを書いていて、いろんな方から
「ブログ読んでいますよ」と声をかけていただけること。
クレーの話を書けば
「幾何学的なところが好きってことなんですか・・・?」
と私を、少しでも多く理解しようとしてくれるアシスタントさん。
花を作るということは、実際にはアイディアを練ったり
花を挿したり、個人的な作業部分も多く、
ただでさえ自分の性格は社交的とは言いがたく、
いえどちらかというと一人旅が極上なくらいに「一人好き」なもので、
今までは一人で黙々と仕事していることも多かったのです。
でもこうして、いろいろな方から反響をいただけること、
すべてに、充分にお返事をできなくてほんとうに申し訳なく
もどかしいばかりですが
シンクロ、ということも
ハーモニー、ということも、
本当に、あるんだなと思います。
水面に投げいれた石の波紋みたいに、
ひとつのことが響きあう、
「共鳴する」、ということも、本当にあるんだな、と
思ったりしています。
すぐそばにいる人とも、
地球の反対側にいる人とも。


