昨日の装花のひとつ、
シェ松尾青山サロンさまのメモリアルテーブルという
中央の大きなテーブルの装花です。
すでにツリーもすえられて当日までもう少し、
クリスマスをモチーフに実ものをたくさん使っています。
同じシェ松尾天王洲倶楽部様の、螺旋階段装飾とならんで
このメモリアルテーブルが毎回一番のアイディアのひねりどころ。
前日まで考え込むことも多い部分です。
お持ち帰りを重視するか、演出感を重視するかで
またコーディネイトも違ってきます。
全部お任せさせていただける場合には
その日のテーマにあわせて、こうして、
布やキャンドルやリボンやテグスや
三脚やら苔やらレンガやら、
いろんなものを持ち出してきてがっつりとノッポさんモード。
しかし調子にのってやりすぎると、
あとがまた大変なのも学習済み。
納品は早朝から皆にお願いして
なんとかクリアできたとしても、
今度は撤収作業に時間をとられて
他の現場へまわすスタッフのやりくりが難しくなったり、
大きな資材を持ち帰るために、また車の手配が必要だったり
しかしその時間は車が思いきり別方向に行っていたり、
無理してその車をまわしてみても
今度は終わるまで有能な(たぶん)アシスタントさんが
二人もずーっと現場待機しなくちゃならなかったり、
とかとかとかとか、
デザインや予算や持ち帰りだけではなく
いろんな兼ね合いも考えつつの作業。
この撤収のための待機時間というのは毎回頭のいたいところ。
最近はスタッフも機転をきかせて、ながい待ち時間の間に
車をきれいに掃除してくれていたり
工具箱をきちんと片付けてくれていたりします。
本当は、いちばんやってみたいのは、
今日の会場装花の品種名を書いて、
長持ちさせるコツなどと一緒に
皆様にお持ち帰りいただく装花の袋にいれること。
でも何十個もある袋に手書きで花材名を書くのは非現実的だし、
装花の組み合わせは一番忙しい週末に決まることも多く
前もって準備ができないし、
アトリエでは納品が終わると来週の準備にはいって忙しく、
PCで出力してコピー、などは夢のまた夢だし、
うーん、持ち運びができる簡易プリンタみたいなのがないだろうか?
などと妄想中です。
ではみなさま今日もお疲れ様でした。


