表参道にある、小さな路地を通り抜けて現れる
素敵なゲストハウスです。
南国風、でも淡い色で、いかにもな南国風じゃなくて、
小花もいれて。
夕方から夜のお式なので、
キャンドルをふんだんに使って、というリクエスト。
デンファレの淡いピンク。
こういう、顔がはっきりしている花は、挿すのにも
少しコツが要って、ほんのちょっとの角度で
表情が変わったりするので、
アシスタントさんに「もっとかわいく!」とダメ出しの嵐。
「え・・・かわいくですか・・・?」
「そう、かわいく。」
「花が、歌うように。」
要求をつきつける岩橋に、沈黙5秒。
・・・
・・・
・・・
「・・・らららー。」
いや自分が歌ってもしょうがないだろ。
「・・・歌って?」
て、頼まれても花は返事ができませんが。
ええい歌わせるんだ!
大合唱させるんだ!
声がちいさい!
聞こえないー!
と叱咤激励しつつ、製作。
(ちょっと楽しい)
一見華やかに見える花の仕事も
裏ではこんな修羅場なのでした。
て、それはほんとに修羅場なのでしょうか。
では皆様今日もお疲れ様でした。




