セピアピンク、しっとりしたオフホワイト、
静かな色。
シェ松尾、松濤レストラン様への装花です。
一会ではいずれ、アシスタントちゅうがここで
結婚式を挙げる予定です。
と、とりあえず知り会いに話をもちかけて
けしかけたくなるような、素敵な会場様のひとつ。

一会の2008年母の日ギフトは、
生花も本日、すべての発送を終了しました。
手をあわせるような気持ちです。

宅急便屋さんから、積みきれないと困るからと
「夕方、とにかく一度集荷に来ますから
そのときに出来ている分だけでも」という
度重なる懇願を、
「ただでさえ今日は暑いから花が開いちゃう、
最終便じゃないと出せません!」と
はねつけて、むっとされる始末。

でもサンプルさえ無い花を、
店舗でもない一会へ、
頼んでくださった皆様の大事な方の御手元へ、
どうか、無事に届きますように。

ちなみに、今年は、あんまり淡い色ではありません。
少しでも長く花がもつように
ユリのスイートメモリーをいれたくて、
バラのロマネスクをいれたくて、
でもあんまり一会っぽくないかなあとか
昨日から七転八倒。
少しでも気に入ってくださるといいのですが。
なお、ユリの花粉は早めにとってくださると
手を汚さずにとれます。

昨日の、東京女子大学の新婦様の、
そのお母様から、今日わざわざお電話をいただきました。
どんなにブーケがドレスとあっていたか、
そのブーケを今手元において見ていること、
少しでも長くもつようにどんなふうにお水をあげているか。
チャペルに飾ったユリがいかに映えたか。
そのユリを挙式後に配った参列者の方が、
どんなふうに自宅に飾ってくださっていたか。
そして素晴らしいユリ、よく工夫された装花だと
どんなふうに褒められたか。
逐一、全部を伝えてくださいました。

今、私はこの話をブログに書きながら、
そのお電話がどれほど嬉しかったか。
お返しのように、お伝えできれば、と思うのです。

すでに母の日のプリザギフトをお届けした方からも
早速のようにメールをいただきました。

いただけるお言葉のひとつひとつが
身にしみてありがたいことというのは、
もう何度これまでにウェディングの花を届け
人から人へ、その花を届けてきたか、
数え切れない今も、毎日、慣れません。
泣きそうなくらい。

などと書くと、万一、何かあった際に
遠慮されるのではないかという別の心配が
湧き上がったりするのですが、
でも何か、不具合がありましたら
どうぞご遠慮なくお知らせくださいね。

手伝ってくれたアシスタントさんにも
早くお伝えしたくて、この記事に書いて、
それでは、皆様、今日も本当におつかれさまでした。