5月になり、芍薬も、やっとよいシーズンになりました。

花の仕事、花のブログはこういうとき
ほんとに便利です。
とりあえず花の写真載せて
お茶を濁すのだ。

今週の頭のことが
まるで何ヶ月も昔のことのように思えます。
蟻で居る時間も象でいる時間も
どちらも同じ一日です。

以前、自分は芍薬の花が実は苦手でした。
自分には華やかすぎるように思える花だったので。

以前は苦手だった芍薬の花を
今は、時間をはかるリトマス紙のように見ています。

咲いて欲しいのになかなか咲かなかったり
咲いては困るのにすぐに咲いてしまったりする、

時間はとめることができないということを、
しかしその時間を過ごすのは自分だということを、
思わされます。
毎日、咲いてはほころんで散っていく。

花は、時間を目に見える形で表すための試薬だと思う。

では皆様今日も、そんな一日を、
お疲れ様でした。

ありがとうございました。