ピンクのマカロンケーキを中央に、
にっこり。
お二人からいただいたお写真を今日やっとご紹介します。
長いメールを、全部はとても無理なので
ところどころ少しずつ、掲載させていただきます。
実は一会の生徒さんで、時々
お手伝いをしてくださる登録アシスタントさん。
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元々お花は好きで他で習ったこともありましたが、
先生の空気感は今まで体験したことのない感じ。
本当に虜になってしまいました。
お花の仕事が何たるかも知らないうちから、
アシスタントに立候補し、実際にお手伝いしてみて
なんて図々しいことを言ってしまったんだと後悔する
くらい大変なお仕事でした。
レッスンとは違う空気、緊張感。
先生の真剣な姿に最初はとにかく驚いたのが正直な
ところです。
こんなに本気で花と向き合って仕事をしている人が
いるんだという、驚きでした。
時間ぎりぎりまで、歯をくいしばるように仕上げていく様は
まさに命がけという感じ。
本気だから、いつも真剣だから、涙が出る美しさ、
人の心を動かす花なんだとひそかに思っていました。
まだ、結婚のけの字もない頃から、この日のために
先生の装花を夢に見て、勝手に貯金してきました(笑)
実のところ、元新婦さまの生徒さんを指をくわえて
羨ましがっていました。
いつか私も「一会の花嫁」になることを目標に・・。

実際、今回やっと夢が叶うということになってもなお、
実感がわかず、のほほんと時期を決めようとしていた
私に先生が言って下さった一言
「同じお金をかけるなら、選択肢がいっぱいあった方が
いいし、楽しまなくちゃ」
本当にその通りでした。
あの日以来、自分の結婚式に対して、先生の花さえ
あればいいという漠然としたイメージしかなかった
私にやっとスイッチがはいりました。
本当に感謝しています。
一生に一度のこと、自分の思うこと、集大成。
当日、全てが終わって、彼が私に言った一言。
「やりたかったこと、全部やり遂げたね」
なんだか、とっても嬉しかったです。
打ち合わせが終わった後、花を知らず、一言も発すること
のなかった彼が「クラッチって車じゃなくて???」
その彼が当日、「これは尋常じゃないね」と嬉しそうに
装花一つ一つを眺めている姿が印象的でした。
会場装花は全員が目が点になるほどの素晴らしさに、
実はドレスの支度が出来た私をプランナーさんはじめ、
介添えさんも迎えにきてくれないくらい盛り上がって
いたんですよ。そして、皆口々に「会場、すごいことになってますよ」
家族みんな「夢みた~い」という嬉しそうな
反応を見られたことが本当に嬉しかったです。
持ち帰ってもらうことを伝えた時の「いいの??」
と喜ばれる姿を見た時に最初、私のやりたい放題な
披露宴かなと思っていましたが、やりたいようにやって
よかったと改めて思いました。
私達の人生に残るお花
本当に贅沢な夢の空間をありがとうございました。
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あの、拝んでもいいでしょうか。
装花のために貯金だなんて
そんなにも、思っていてくださったんだ、ということを
私はこのメールをいただいてはじめてのように、
しみじみ知ったのでした。
そこにいると、周囲を自然と明るくしてしまう方。
きっと誰もがそう言います。
寡黙でかっこいいご新郎様とぴったりでした。
そのご新郎様の趣味のツリーハウスを
当日、テーブルをお借りして、会場のシンボルツリーとして飾り
周囲にナッツ風実物ぎっしりのリースをあしらって
庭園風に仕立てました。
先日、雑誌のゼクシィアネーロから
会場装花の演出としてよい写真を紹介してほしい、
という依頼があって、何枚かお渡しした中に
このツリーハウスの一枚も入っています。
お二人の記念になるといいなあというひそかな願い。
(次号ゼクシィアネーロは5月28日発売、
一会の装花のアイディア、春夏秋冬の季節感を演出する
花の写真が8枚ほど紹介されていますので
よろしければどうぞご覧ください。)
では皆様、今日もお疲れさまでした。
といいつつこれから打ち合わせですが、
ちょっと早めに更新を。
おつかれさまでした!





