今日も東京は雨の一日です。

ピンクのこぶりなユリはスイートメモリーといいます。


階段は、ベル鉄線とマダガスカルジャスミン。


チャペルの装花は、ユリのカサブランカだけで。

初夏の花、夏の花、入梅の頃の花。

季節がめぐるたびにまた出会う花は
去年とは違うけれどでも懐かしくて、
とても大切に思えます。

今年もまたほんの少しの間だけ、
その花を手にとる機会を与えられる。

一会、という名前で
「今日という日に、一度、その花に会う」という仕事を
毎日繰り返して
その繰り返す日が、
ただ降り積もって
10年一昔になるんだなあ。
と、11年目に突入して思います。

自分は絵の具をあい変わらず毎日塗り重ね、
それ以上のなにもできない、という無力感もあるにしても
でも「わーブログ書いててよかったなあ」と思うことが
度重なる今週でした。

東京は雨の一日。
6月になりました。

では皆様今日も、本当にお疲れ様でした。

写真は一会最古参のアシスタント「姉さん」によります。
アシスタントに来るたびになにかしら怒られます。
でも一度来たらあとはちゃんと仕事して
ちゃんと写真を撮ってってくれて、
もう、ほんとにツンデレなんだから!
しかしほんとにありがとう。

では今日もおつかれさまでした。