毎日寝不足が続くオンシーズンには
郵便ポストさえ開ける気力がなく、

ようやくよろよろと開けた久々のポストの暗がりに、
一通の封書が落ちています。
封を開くと小さなフォトブックが入っています。

ブラッスリー・ポールボキューズで
一会の花を頼んでくださったお二人からの

この世にたったひとつのフォトブック。
一会のために仕立ててくださった。
毎日毎日、ダメだなとへこたれることも多くって、
思った通りにできることより
うまくいかないことのほうがずっと多くって、
でも、この仕事を続けてもいいんだなあ、自分。
と、信じることができる
一瞬。
全部で20ページ、
そのすべてのページに励まされて
今日も一会という花屋を続けることができます。
正直、自分の花が、んな大層な花だとは思わない、
思ってはいない、
けれども、こうして自分の手の仕事で
赤の他人を、誰かを、
ほんの少し幸福にできるというのは
大それたこと。
文字通りに、有難いことだと。
という感謝を最初にお伝えして、
お二人の正式な写真はまた明日。
では今日もお疲れ様でした。
ありがとうございました。
一会facebook https://www.facebook.com/ichie.WeddingBouquetTokyo



