秋の装花　シェ松尾松濤レストラン様へ　コスモスとバラ、その日、花で清める空間

秋、シェ松尾松濤レストラン様へのウェディング装花です。

エントランスに飾ったのは色づいた秋色水無月あじさいと、

花嫁様が好きとおっしゃったコスモスを少し。

赤い実はマユミといいます。

挙式の装花は、ブーケとお揃いの雰囲気で、

アクセントに多肉もいれつつ。

出番待ちのシャンパングラス装花。

卓上装花のバラはジュリア。

ユーカリの葉を使ってナチュラルに。

階段はしぶい鈍色のバラ、堀木園芸さんのジプシーキュリオーサ。
（すみませんバラの名前間違えて書いてしまってました、
こそっと訂正。さんざん仲卸さんとジプキュリじぷきゅりと話してたのに）

コスモスもバラも、たっぷりの葉の中に、
ほんの少しさし色のように。

階段の下で最後の手直しをしていると、
頭上の控室で誰かが冗談を言ったのでしょうか、
いっせいに笑い声があがるのが聞こえてきます。

あと1時間もすれば挙式がはじまる。

この静かで幸せな緊張に満ちたひとときが
とても好きです。
その日花嫁さんを取り巻く空間を、空気を、
花で洗い清めるような、そんなキモチになってます。

そいで、そういう黒子の仕事は
自分の性にあってる、といつも思う。

では今日もお疲れ様でした。

一会のブログ