このユリの名前は、テルニー。
既に何度かご紹介させていただいた
新潟のユリの生産者、
すずきさんの手によるユリです。
すずきのユリblog
http://blog.goo.ne.jp/suzuki_no_yuri
そのカテゴリのひとつに「carpe diem」という項目まで設けて
「一会と作るユリ」、そう言って作ってくださったユリです。
最初にお話を頂いたときは、びっくりしました。
一会は店舗ももたない、
ひとつひとつのブライダルをマジメに作ることだけが身上のような、
ふけば飛ぶよな、本当に小さな事務所です。
生徒さんも大人数というわけでもなく、
婚礼件数が年間何百件というほど多いというわけでもなく、
お話は嬉しいけれど、それは本当に、この一会でよいのでしょうか?と
何度もメールでのやりとりの末に、はじまった企画。
届いた時のずっしりとした感触。
でも開き始めたつぼみの美しさは、それ以上でした。
この写真と左下一枚はアシヤマの撮影によります。
写真を撮るには日中、太陽光のもとでないとなかなか難しく、
でもつぼみのほころびかけた当初、
外出の予定があってタイミングがあわず、それで頼んで
たくさん撮ってもらいました。
左の写真は、一会のお隣さんであるドレスショップ、
「1+1」(ワンプラスワン)さんへ、ある御礼で差し上げた
テルニーをガラス越しに飾ってくださった様子。
この開き加減が、ほかのどのユリとも違うというのが
少しでも伝わるとよいのですが。
今は関西在住のゆず茶の記事を書いてくださった生徒さんが
久々にスクールにやってきて、
真っ先にテルニーに気が付いて、
「このユリって何て名前ですか?」
さすが鋭い。
「あー外のワンプラスワンさんに飾ってありましたよね、
それを見てなんか普通のユリじゃないって思ってた・・・」
・・・なんて、鋭い。
さすがすぎです。
(ちなみに、一会のスクールの生徒さんは
木更津とか鴻巣とか相模原とか遠方の方比率がかなり高いのですけれど、
目下この方が最遠方でしょうか。
かてて加えて白金の駅からもそんなに近くなくて、本当に皆様には恐縮です。
いいレッスンができるようにがんばります・・・)
そうなんです。
このユリの存在感をどう伝えたらいいのか
途方にくれてしまいます。
なんといったらいいのでしょうか。
ゆったりした優しさと、暖かさのあるユリ。
・・・長くなりましたので、やはり続編へと切り替えます。
続きはまた後編へ。。。


