写真は、シェ松尾青山サロン様のバンケットに飾ったリース。
上下2枚、プロのカメラマンさんに撮っていただいた写真です。
あたりまえですが自分のヘボ写真と並べて載せるのも申し訳ない次第です。

入り口には豹が二頭いますが、吠えません。

この日の納品は一会スクールの生徒さんにもたくさん
手伝っていただきました。本当にありがとうございました。

最近、自分のまわりでたまたまよく聞く話なのですが、
アーティストか職人かといわれると、私の場合はまず職人です。
買ってくださる方がいてこそはじめて意味のある、
自分の花、一会の花だと思っています。

私は自分のために花を生けるのではなく、
誰かのために花を生けたいのです。

でもそれは、出発点ではあるけれど帰着点ではない。
結局誰かのために花を差し出すことは、
最終的には、やはり自分のためです。

お金をいただいて、それで毎日食べていけることは無論ですが、
それ以上に新郎新婦様からのたくさんの
長い長いメールをいただいて、そこではじめてのように
自分というものの存在価値をようやく思う、ただそのためです。

だから、(滅多にないことですが)
こちらからお断りせざるを得なかったご注文は
いつまでも根強い悔恨だし、
頂けるご注文は文字通り、力の限りは
精一杯に尽力したいと思っています。

・・・少し語りすぎかも。
吠えない豹のあたりで切り上げるべきだったかも・・・と思いつつ、
今日も皆様お疲れ様でした。