今月のウエディング装花コース。
今回のレッスンは、ゲストテーブル装花です。
会場装花の中でも要となる部分、
2段式のスタンドに、
ベルかトリカゴか鈴かを選んで吊り下げるスタイルで製作。
左がベルの人、右が鈴の人です。
鈴の中には、コリンゴが。かわいいです。
これでコリンゴが赤ければカンペキだねー、って
確かレッスン中に3回くらいしつこく言ったような気がします。
すみません。年寄りなものですから。
さらにこの装花のほかにもうひとつ、
手のひらサイズのミニゲストテーブル装花を
自由なアイディアで作ってもらいます。
見本を作って花を用意してさあ長さは何センチで、というのではなく、
「花は、自分で加減と配分してくださいね」
「かっこよければそれでいいので」
「土台もどうするか自分で考えて工夫して」
「できればなんかありきたりじゃないもので」
相変わらず講師、言いたい放題です。
でもそのほうがうまくなれると思うのだけど・・・。
たまに、スクールの問い合わせに
「お免状はありますか」と聞かれるのですが、
一会では、ご用意しておりません。
一時期はそうしたご質問に答えるべきかどうか
悩みましたが、今は当面このままでいこうと思っています。
スクールの生徒さんもすでに
開講以来数年目という方もたくさんいて、その場合
同じ「ゲストテーブル」、同じ「キャスケードブーケ」を
すでに3度目だったりするのですが、
もちろんベテランの方には別のメニューを用意していたりもしますが、
でもたとえ同じ季節で、同じバラでも、
それは同じ花ではありえません。
ショートカットは存在しない、と思うのです。
言葉で説明できないこと、伝えられないことは、
ただ手を積み重ねてはじめてある日、
自らの手の平の中で
氷解する一瞬を待つほかない、そう思います。
ピンポンマムを生かしての作品。
やるなおぬしというべきか、かわいいですね。
最後に隣のグラスを加えて、ちょこっと手助けしました。
「なんでそんなにアイディアが出てくるんですか」という
賞賛の声はもっと頂くとして
アシスタントRさん
「あ、すぐに忘れるから新しいアイディアが浮かぶんですね」というのはどうか。
アシスタントNさん
「センセイの場合、記憶力がないのは寝てないからですね」というのは
いかがなものか。
砦のラーメンかえしてください。と書きかけて
そうだ、この日はワリカンだったんだと気づきました。なんかくやしいです。




