今、左手を見上げたらこの光景という、「ブログひとやすみ」パターン。

基本がなってないと怒られそうな生け方なのは承知なのですが、
自分のために飾るのは、
努力も技術もないところで
ただ水にほうりこんで
そのまま生けかえもしません。

時々水をかえるだけ。
ただ、朽ちていくのを見ているだけです。
写真は2日ほど前のものなので
すでにその花弁のふちは茶に変色しはじめ
その花の輪のいくつかは、今は下を向き始めました。

枯れない花なら造花でいいのだと思います。
でもずっとかわらないものなど
本当はどこにもないはずで。

 野望の上に造花は咲いて
 迷った人心は造花にすがる
 造花作りは花屋を恨む、
 さて、花は造花程口がきけない。
 
                   中原中也

ほんの数日そこに在って
時々香って、その一瞬だけ空気を軽くしてくれる
それ以上のなにも
自分には必要ではありません。

私にとって、自分のための花は、ただそれだけです。

みなさま今日もおつかれさまでした。