先日御紹介した、シェ松尾青山サロン様へお届けした
色直し用のピンクのラウンドブーケ。
ほんとうは「暖色系で、一会さんにおまかせします」という御注文。
でもきっとこんな感じがお似合いになるのでは、
そう思って作ったブーケでした。


こちらは白の挙式用のブーケ。

そして、いただいたメールです。

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岩橋さま

すてきなお花をありがとうございました。
控え室に置かれたブーケを観て、わあああっ、気分がもりあがりました。
持っている間もブーケからものすごくよい香りがただよっていて、
歩いて回っているときに
ちょうど座っているゲストの方々に癒し効果を、、
テーブルのお花たちもとてもきれいで、、
親しい友人に写真をとっておいて~と
とお願いしていたので、
ブログの画像を見て、キャーと騒いでしまいました。

列席の友人はあまりにすてきなお花だったからすぐに家に飾ったよ、
と写メを送ってくれたり、列席者の数名は当日一緒に
お泊りだったので、お土産用のお花をよせあつめてこんなにきれいだよ、、
やっぱり写メがきてました、みんなが大満足でした。
自分だけでなく列席者にもよろこんでいただけて本当によかった。

手元に残った、ブートニアとヘアドレス、
チェアフラワーがひとつ手元にやってきたので
家のダイニングに飾ってみました。
どこかで迷子になった姫りんご(?)も置いてみました。
ただ、おくだけで精一杯なのですが、、
家の雰囲気ととっても合ってるきします。
ヘアドレスは、すごく短いお花なのに、
まだ生き生きと元気です(すごいっ!)

本当にすてきなお花をありがとうございました。

こちらが、送ってくださったお写真です。

花の記憶。
今はもう、「ここにない花」になった頃でしょうか。

でもこの一枚を、きっと、私に送ってくださるために、
こうして花をテーブルの上にならべて、
リボンをのばして、
シャッターを押してくださったんだろう。

そう、想像するだけで、どれほど自分の心を暖めるか、
それをまたお伝えできたなら。
そう思います。

心の中に、それこそ花がひらくような。
そんなあたたかな記憶になりました。

以前も書いたことがありますが
このブログに載せているおよそ全ての写真の花は、
今はもうこの世には無い花です。
写真でその姿をとどめるだけで。

ですが、記憶の中でその影は薄れても
一方で、歳月に洗われて、その印象だけは
いっそう鮮やかになることも、あるかもしれません。

いつか一会という花屋がなくなる日も来ます。
でも今ここで、一会、という名で、そんな人の記憶になる花を作れたら。
そう願います。

ほんとうに、ありがとうございました。
では皆様今日もおつかれさまでした。