浅草までお届けした、和装に持つミニブーケ。
和装のブーケの製作は、いただいたお写真との対峙ばかりではじまります。
ずーっとにらめっこしては、色をちょっと足したり引いたり。
着物の柄にあうように、色にあうように。

洋風のブーケより、ほんの少し、派手な色。
でも柄に溶け込むように。
和装に持つ場合とくに、
たとえば帯などの小物のひとつとして
そこに花があるのではないかと思うので、
花ばかりが目立ちすぎないように。
と、思います。
でもそれは一会の花のすべてかもしれません。

あくまでも花嫁さんのための花でなくては、意味がない。
そう思っています。
自分を花で表現したいという欲求はなくて
自分の花が、花嫁さんに喜んでもらえるのが嬉しいだけです。

・・・地味だ。
オーラ足りなくてすみません。
(納品先でもしょっちゅう「岩橋先生・・・ってどなたですか?」とか
聞かれてます。黒服集団にすっかり埋没。
「私が岩橋よ!どう?!」てなほどの迫力がゼロです。
とほほです。)

昨日今日とブーケのお写真は一枚も撮れずじまいでした、
本当に申し訳ない次第です。
また、ブーケを持ってくださった新婦様から
嬉しいメールをたくさん頂いていて、
何度も何度も、こうして修羅場の最中に読み返して、
本当に、ほんとうに、励みになります。
ただお返事がまだ追いつかなくて・・・
なるべく早めにお返事しますので、
少しだけお待ちください。

ではみなさま今日もお疲れ様でした。