秋のピンクと秋の紅茶。

新婦様よりお式直後に嬉しいメールをいただいて、
そうして会場装花もとても気に入ったのだけれど
ゲストの皆に配ってしまったので、自分もひとつオーダーできないか・・・
というお問い合わせ。

心の芯の近く、深くに、ぽっと焚き火をくべられたような気がします。
あたたかな火に身を寄せるように、メールを何度も読んだりします。

朝、市場に行くときには寒さに震えながら車のヒーターをいれ、
市場を出るころはその日差しにクーラーに戻します。
そんな秋の途中の今日も、空が高く、光はかぼそいまま眩しくて、
でもどこまでも静かです。

 遠き樹の上なる雲とわが胸とたまたま逢ひぬ静かなる日や

                               尾上柴舟

ではみなさま、今日という一日もお疲れ様でした。