以前ブログに書いた、このときの新婦様からメールをいただきました。
この日もあまりにも忙しくて、写真さえ撮れなくて、
でもどこかでこのブーケのことが気にかかったままその日を
すごしました。
どうしても横浜までは届けられなくて、
お断りしてしまった新婦様。
でしたら取りに伺いますから、そうおっしゃってくださって、
ためらいながらOKのお返事を出しました。
新婦様に、挙式前日にそこまでさせることを、迷いました。
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29日は、素敵なブーケ本当にありがとうございました。
お陰様で、無事式を挙げることが出来ました。
どうもありがとうございました。
昨日までバタバタと片付けなどをしていたため、お礼のメールが遅くなりまして、
大変恐縮です。
ブーケはすごくかわいらしくって、カメラマンさんにも
いっぱい写真を撮ってもらいました。
色合いもかわいらしかったのですが、
香りもすごく良くて、幸せな気持ちになりました。
お開き後にブーケの上に2人の手を重ねて
写真をとっていただいたのですが、その際、
お開き後だったので当然カラーブーケだったのですが、
わざわざ介添えのメイクさんに
控え室まで一会さんのブーケをとりに戻ってもらい、撮影をしました。(笑)
当初、以前にもお伝えしたとおり他でもブーケを頼んでいたこともあり、
ブーケの加工はしないつもりだったのですが、
新郎に「本当に残さなくていいの?気に入ってるんでしょ?」
と言われ、その言葉に甘え、3D加工することにしました。
一会さんを通してお願いできればよかったのですが、
急に決めたことだったので、会場にお願いすることにしました(高い。。。)
お花の鮮度が気になるところですが、なんとかなると信じてます(笑)
また、新郎のブート二アはせっかくなので、
会場から帰るとき、メイクさんに頭にさしてもらいました。
自己満足かも知れませんが、すんごくかわいかったです。
その後、友達と軽く歓談した後、親戚たちと夕飯を食べ、
ホテルについたときは、ちょっとお疲れ気味でしたが、
すぐにコップに水をなみなみと入れ、
茶色く変色した花びらを何枚かはがしたら、また元気になったように思います。
昨日の夜からは、我が家の食卓を飾ってくれています。
いつまでもってくれるかはわかりませんが、
最後までかわいがってあげようと思います。
本当にどうもありがとうございました。
ブログも拝見させていただきましたが、
ちゃんと持っていくことができました。ご安心ください。
ブーケを届けてくださったアシスタントAさんにもよろしくお伝えください。
お仕事がかなりハードにも関わらず、
素敵な笑顔で届けていただき嬉しかったです。
お花みたいにかわいらしい方でした。
また、機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎお礼まで。
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こんなに嬉しいメールをいただいて
こんなに嬉しい仕事をさせていただけたことに、
心から御礼申し上げます。
ああ、お引き受けさせていただいて、よかったんだな、と思う
安堵はたとえようがなくて。
同時に、過酷なスケジュールの中で
満面の笑顔で届けてくれたアシスタントさんにも
言葉に尽くせぬ感謝を思います。
そのブログに出てくる、終電で始発のうちのひとり。
私たちの仕事は、
「花」というものを届けているわけではない、
そういつも思います。
それは言葉ではないし、物体ではない、
見えない、触れられない、確かめられない、
でも現実に絶対にそこにある何か、心というもののひとつが、
花という形をとるだけです。
アシスタントさんにそんな話をしたことがあるわけではないのに、
そうしてこぼれる笑顔で花を届けてくれたことが、
そうしてそれを新婦様が喜んでくださったことが、
心が震えるほど嬉しかったのです。
このメールも何度も読み返して、力にさせていただきました。
本当に、ありがとうございました。

