昨日の七つの花の新婦様のお写真、その続きです。
こちらは「ブーケとブートニア交換の儀式」の様子。
ブーケとは、そもそも男性が道すがら
花を摘んで束ね、女性に渡して求婚したという
お話が由来です。受け取った女性が、
その花束から一輪をOKのお返事として男性の胸に
飾ったというのがブートニア。
最近のブライダルの演出として、このエピソードに基づいて
新郎が列席者の方々から一本ずつお花を集め、
新婦がそれを受け取って胸に挿してあげるというスタイル、
とてもよくあります。
一会では、一会オリジナルの
ワンタッチリボン&ワンタッチブートニアの3点セットで
お届けしています。
写真撮影の都合などもあり、通常は本来持つブーケとは
別にこの儀式用のブーケをご用意することがほとんどです。
ウエディングという仕事を専門に少しは長くやってきて
今思うのは、
こういう段取りが少しは分かるようになってよかったな、
ということ。
自分の提供する仕事に関して、
お客様に、説明や提案ができるということは
当たり前ですが、嬉しいことです。
「できかねます」と言えばそれで済むかもしれない
ことは多々ありますが、余力がある限りは
できないことの代わりにできることを提案したり、
お勧めでない理由を納得いただけるまで説明したり、
尽力したいものだ、とオフシーズンになった今、
なんだか改めて思いかえしたりします。
新婦様は、お式後に、一会の年末の
リースレッスンにも参加してくださいました。
ご新居に飾るリースをご自分で作られるのだといって。

いつもは、一会はウエディングの花を日付と会場名で
管理しています。日付の近い方で、同姓の場合も
まれもあるので、きちんと整理がつくように。
でもこの七つの花の新婦様は、お名前にちなんで
七つの花をメモリアルテーブルに飾ったことから、
そのお名前でずっと呼ばれていました。
○○さんのゲストの器って何?とか、
○○さんのキャンドルってこれでいい?とか、
そんな感じで。
時々、そんな新婦様がいらっしゃいます。
実はまるでお友達のように、一会では親しげに
名前を呼ばれていたりするのでした。
最後にもう一度、あの日、持ってくださった
お二人をアップにして。
本当に、ありがとうございました。
ではみなさま今日もお疲れ様でした。



