確か、今頃・・・と思って調べてみたら
啓蟄は昨日の5日でした。
ごくまれに、市場からやってきた花や葉に
何かしらの生き物がくっついてくることがあります。
キライな人はとてもキライなのだと思うので
その場合には今日の記事は申し訳ないのですが。
ミノムシやテントウムシのように
まあかわいいかもというのから
しかしとりあえず「きゃー」といわれそうなのも、
やはり各種、おります。
花は生ものである以上、
これはやっぱり当然のことなので、
むしろ、市場中の花すべて、
花屋さんのお店に並ぶ花すべてから
虫一匹たりとも全くいないようになったら
そのほうが余程、怖いことです。
・・・だと思います。
しかし無論、お客様に渡す花が
虫つきのままというわけにはいかないので、
すべからく退去していただく。
一会には「殺生禁止令」があって、
基本的にはむやみにコロスベカラズ。
枝に乗せたり箱で捕まえて、外に放します。
これは別に花屋さんだから優しいとか
思いやりがとても深いとかではなく、
いつか万一にも私が地獄に落ちたときに、
このクモがきっとそっと糸を垂らしてくれるのではないか
と、いう、完全な打算による。
なんというか、因果応報のようなことは
実はたくさんある気がします。
ただでさえ自分はあれこれダメなことが多いのだから
余計な罪を重ねないでおこう、というか。
しかし、ごくまれにいるカナブンみたいな大物は
実際には捕まえるのに苦労するときもあり、
そのうち、網でも買おうかと思います。
来客「あの玄関にある虫取り網はなんですか?」
岩橋「風水で、運を逃さないアイテムなんです」
ごまかし方も、もう考えてあります。
では皆様、今日もお疲れ様でした。


