ものすごく久々ながら、
一会スクールウェディングコースのレッスン風景。
5月のテーマは、「ゲストテーブル装花」でした。


一会のレッスンでは珍しく、
今回は全種類の花を私が用意しました。
そのかわり、用意した二種類の器、
ガラスとブリキ、それぞれにどう花を振り分けて
デザイン、大きさ、花の組み合わせをするか、
そこをご自分で考えていただくことにしました。

どんな会場にどんな器がふさわしいか、
ホテルで使われるテーブルサイズに対し、
どれほどの大きさが必要か。
逆に小さいけれど由緒あるフレンチレストランでは
どうなるか。
搬入やセッティング時間から発生してくる、
花のデザインの制限。
花をスムーズに持ち帰っていただくために
あらかじめどんな工夫をしておくか。

毎週毎週いろんな会場様へ
ノドをからからにしながら、せっせと
納品してきた私自身の経験を、
失敗も成功も全部まじえてお伝えしたい。
いつもそう思います。

こんな不便な白金まで毎月、
まじめに通ってくださる皆様へ、
少しでも役立てるように。

このときの裏テーマは、ずばり、
「花の声を聞く」。
そうみんなにプレッシャーをかけつつのレッスンは
結構楽しいです。はっはっは。
でも、みんな上手です。ちょっとイヤになるくらい。

ちなみに冒頭のレッスンの時にご用意した花は、
・トルコキキョウ「ムースマンゴー」
・ライラック紫 ・ビバーナムスノーボール 
・クレマチス「ホワイトティアラ」・スカビオサ
・カンパニュラ・千日紅・アルケミラモリス
・バラ「オールドダッチ」「バニラ」「ベイビーディンプル」

そのほかどうだんつつじとかバラのテディベアなどは
例によっておまけです。

ウェディングコースは今、月に5回開催していて
日が違うと微妙に花材が違うのですが、
「旬の花」と、「通年手に入る」花をいれる
バランスにはいつも気をつけています。

ところで今日、
市場の方と普通に仕入れについて
話していたところ、

「花の子ルンルンの最後は、男の人が出てくるんですよ」

一瞬、本当に何の話なんだか分りませんでした。
油断しきっているときの
「ブログ読んでますよ」攻撃は
ほんとにボディブローです。

私はその男の人はまったく記憶にないのですが、
「今日は花の種を植えましょう」というセリフとともに
現れる若いイケメンだったそうです。
そうでしたか。

と例によってだらだら長文のあとに
今日の、メインテーマです。ここから、
流さないで読んでくだされば、と思います。

6月21日土曜日13時から単発
レッスンを行います。
珍しく生花。珍しくブーケ以外。

初夏の花を水に生ける。というテーマで、
壺や花瓶に、スポンジを使わずに
花を生けるレッスンをします。

のんきにレッスンしている場合かといわれそうですが。
諸般事情がありまして、ある生徒さんからの
要望にお応えして開催する運びとなりました。
というか私が、ちょっとやりたかったんです。
たまにはねー。楽しいですよねー。えへへ。

レッスン料は2100円、花材費は8400円です。
相変わらず不便な場所のくせに
あんまり安くないかもです。
でも値段以上のお花をいれております。
ちなみに冒頭の写真のときのお花は、・・・・
って話が長くなるので、ひとまず

お申し込みは、タイトルを「単発レッスン21日」として
お名前とお電話を添えて、
info@flowers-ichie.comまでお願いします。

みなさまのご参加を心からお待ちしております。

では今日も、お疲れ様でした。