北海道の、屈斜路湖だったと思います。
すでに曖昧な記憶。

こういう、旅先で道端に咲く花に弱くて、
自分の「旅のルール」第何条かの
「なるべく写真を撮り過ぎない」ことを超えて
撮ってみよう、と無駄な努力を。

2008年夏、残暑お見舞い申し上げます。

お盆の時期の東京は、
暑いけど人が少なくて、よいです。
仕事をしている人も、どこか温度がぬるめです。
暑さと甲子園とオリンピックなのでしょうか。

(と、思わず書いてしまうのは、
「なんか美味しいものをちょっと食べようか」と
ふらり立ち寄った小さなバーで
流れていたBGMが「ハウルの動く城」の
せりふ集?だったからです。

とうとう、「これ、アニメの声みたいですが・・・?」と
突っ込むと
「あの、いつもは音楽DVDなんですよ」と
赤面する若いマスターの横から、響き渡る、
「ソフィー!」の声。
客が少なかったので油断してたのだと思われます。
でも、こじゃれたカウンターも照明も、台無しです。
イメージだけで売ってるような
この白金という街自体、台無し。
油断大敵。
しかし、ワインとパンは美味しゅうございました。)

そんなこんなで一会も今日は早めに店じまいです。
ぬるくてぬけてて、
ぱらつく夕立、草の匂い、かすんだ月。

・・・はー。
こういうのも、いいですね。
(と、あきらかに現実逃避。
仕事します。
もちろんです。
ミャンマーなんぞで休んだ分、仕事しますとも!)

   「今日僕は」で日記は今日も始まれり
    この少年も老い易からむ
 
                           高橋ひろ子

では皆様、今日もおつかれさまでした。