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 言葉は
 言葉に生まれてこなければ
 よかったと思っている

 そして言葉は
 言葉ではないためいきを
 ひとつする

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ごめんなさい、この詩が
正確に思い出せません。
明日余裕があれば確認しようと思います。

写真の点数が多いので

この記事と
http://ichiecarpe.exblog.jp/d2008-09-19
この記事にわけて掲載しています、
http://ichiecarpe.exblog.jp/d2008-09-12

今回の一会のレッスンでは
あらためて「講師」としての甲斐を思いました。

それぞれに、その人の花だったので。
ほかの誰でもない、その人の花。

ブーケははじめてだけど、素敵な花を作られた方。

今まで組み合わせなかった、自分の
新しい花を開拓した方もいます。

今まで、どれだけアドバイスしても
豪快である意味どこか大味だったのに、
今回はじめて、びっくりするほど
繊細な花を作られた方もいます。

変わっていく瞬間を、
メタモルフォーゼというのでしょうか。
そこに立ち会えることは楽しいです。

しかし、中には何度話しても、
一向に伝わらないという人もいます。

「もうこれ以上、あなたとは議論しない。」

「あなたと私では、使っている言語が違う。
これ以上話しても無駄だ。」

とうとうはっきり言いわたしてしまいました。

まるで、会話がかみあわない。

なのに、花として、
目指しているところが似ているのです。
魂が近い。

だから、なんというかもう花で会話したほうが
いっそ早いような。

その生徒さんが作ったブーケの写真を見ていて
あらためてそう思いました。
数日前に掲載した、私の撮ったコスモスと
同じだったから。

私は、日本語を美しいと思うし、
言葉を大事にしたいと思っていますが、
言葉では伝わらないことも
やはり厳としてある、とも思います。

では皆様お疲れ様でした。

東京は、雨がひどくなっていますが、
どうぞ今日もよい一日ですように。