修羅場モードが終わると
そこらへんの花瓶をとりあえず洗いあげます。
ターボがかかっていたはやるような気持ちを
急にさますと針が狂う。
少し、てすさびのように花を束ねて
やっとちょっと落ち着くというか、
静かな時間に冷えていきます。
一会の、2008年、
年内の営業は30日午前中までになります。
2009年は1月4 日まで休業、
1月17日ごろまで準営業となります。
「ごろまで」、て何。
ええとそれは私一会主宰の岩橋が
7日から16日ごろまでまたどこかにいくからです。
季節労働者なので、山ほど働いて、
そうして仕入をしてまた次の山のために
せっせと蜜を蓄えます。
別に冗談ではなく、
口先だけでもなく、
来年の今日は、一会として
仕事をしていられるだろうかと思います。
なので半年以上先のご予約には
一瞬、御返事をためらいます。
一年以上先のお返事は、今のところ
御約束できないようです。
だから、今日一日の仕事をちゃんとしようと思う。
花を扱うことは、自分にとって
今日という時間を生きることだと
やっと、わかるようになりました。
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やはり、仕事が仕事をしている、
その間に人がいる、
手と手が結びあっている、
いつも精一杯、片時もそこから手と心をはなさぬように、
たとえ若い人が失敗しても、それでいい、
それをどう補って次へ進もうか、しか考えなかった。
失敗なんてないのだ。
要はそこを通るべくして通ったのだ。
道程だったのだ。
志村ふくみ 「色を奏でる」
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時間はかかるだけかかるものだと
口癖のように言いますが、
たぶん、そうですよね・・・
時間はきっと、その時その人に必要なだけ
かかるだけかかるものです。
ではみなさま今日もお疲れ様でした。
ありがとうございました。

