今年、
2月に作らせていただいた会場装花。
一年たってちょうどまたミモザが入荷したころ、
「遅くなりましたが」、と
新婦様からたくさんのお写真をいただきました。

1本の記事にはまとめきれなかったので、
今日は2本立てです。

頂いた長いお手紙の中に、
私がずっと探していた答えのひとつがあって、
ああそうだったんだ、と解って、
嬉しかったのでした。

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今また当日のことを思い出すと
なんともいえない気持ちになります。

新郎側の出席者の方々は、
ナプキンフラワーを胸に飾ってくださって、
喜んでおられました。そして、会食中に
ナプキンフラワーや卓上花のことで話が弾みました。
『これ本物?』『そうです、生花です。』
『生花なんだ。かわいいね~胸に飾ろう』
『普段お花に接することはめったに無いんだけど、
ほんと素敵な装花だね』といって
卓上花をくるくる回してじっくり鑑賞してるおじさまも。
(文字にしてしまうと硬いな~って感じですが、
実際は和やかでした)新郎側の親戚は
ほとんどの人が初対面、少しでもお話したい、
でも沈黙してしまったらどうしよう。
と思っていたのですが、心配にはおよびませんでした。
素敵なお花達に助けてもらいました。

その後もブーケの話になって、
ニゲラがかわいい、ヒヤシンスの香りが素敵とか。
この枝は何?とか。トイレの花もかわいくて、
皆さん感心しておられ、私は何もしていないのですが、
誉められ。おばさまは
『自分もそういうの持ちたかった。』とおっしゃっていました。

今度いつ会えるのか?親戚って会えるようで
中々会えない。そんな薄い関係だけど、
お花がその関係を取り持っていてくれて、
また今度会ったときもその結婚式のお話で盛り上がれる。
そんな人と人をつなぐ架け橋になっている装花でした。
一会に頼んでよかったです。

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 そう、自分はそういう花をつくりたいんだ。

と思います。
・・・この記事続く
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