丸いバラを使った丸いブーケは
もう何度も作りましたが
何度作っても毎回のように考えます。
手慣れたはずなのに手慣れていない、
簡単なはずだけれどけして簡単ではない。
その日に出会える花は、一度の機会に
やっぱりどうしても一度だけなんだ、と
思いしらされます。
花が、
その日その時に咲いたことや、
時間は還せないことや
そういうのをひっくるめて
まじめに、お届けできたらいいなと思います。
それが一番の取り柄のような事務所ではあります。
かなしみは明るさゆえにきたりけり一本の樹の翳らひにけり
前登志夫
では皆様今日もおつかれさまでした。

