先日作らせていただいた、
プリザーブドのセルリアのブーケ。
『花時間』に掲載していただいたブーケを見て、
これを、とおっしゃってくださった新婦様に
お届けしたのですが、
これは、まだ製作途中の写真。
アジサイが直前まで入荷しなかったので、
とりあえず抑えにとった一枚です。

ところで、今日はセルリアの生花が入荷しまして。

新人アシスタントさんがそれを見て
「わあそれなんて言う花ですか?」と
うかつにも言ってしまい、一斉に
「知らないのかよ!?」
「もぐりかよ!?」
と皆に突っ込まれておりました。

セルリアを知らないとモグリ扱いされる花屋という
スタンスも、それはそれで
いかがなものかとも思うのですけどねー。
マニアック。


いいんです、セルリア好きなんです。
って、

その新婦様へお届したウエルカムボードも

御両親への贈呈用のアレンジも

御二人が挙式で使うリングピローも、
全部セルリアで統一しておきながら
いまさらなにをかいわんや。

でも、基本的にはこうした小物は
「おまかせ!」の場合には、ブーケや会場装花の
雰囲気を必ず確認してそれに歩調をあわせてつくります。

いつも思うのですけれど、
会場もドレスもブーケも、きっとその日、
どこをとってもその御二人らしい、
という要素が確かに現れてくるのが
「自分らしい結婚式」ではないか、と、思うので。

リングピローのふたを閉じたところ。
さすがにセルリアは自粛して(こんもりしちゃうのでという
造形上の理由です)作っています。

今年のIFEX@幕張のお打合せに、
先日このセルリアプリザの作り手である
南原農園さんがいらしてくださいまして、
最初から最後までセルリアのセの字も出なかったので、
もしかしてこれはやはり無理を言って
作っていただいているんだろうか?と懸念しつつ、
しかしここはひとつそれにはとんと素知らぬふりをして
地道に拡販に努めたいと思う今日なのでした。

セルラー&セルリアンとしては、
このセルリアのプリザがどうぞ今後も存続しますように。
と願うばかりです。なむなむ。

ではみなさま今日もおつかれさまでした。