何の写真かと言うと、
今朝、私のアドレスに届いたメールに添えられていた
一枚です。
昨日の新婦様からでした。許可をいただいて、
写真とメールの一文を掲載させていただきます。
「あいにくの雨だったのですが、
お花のおかげで会場の雰囲気がとっても
可憐で華やかな雰囲気になりました。
ブーケもとっても素敵で、
見た瞬間に心から笑顔になれました。
そして、ウェルカムボードがびっくり!
切り花ではなく、寄せ植えならぬ
寄せ飾り?になっているとは!
お花は先ほど自宅のバルコニーに植えさせていただきました。
しばらくは、バルコニーのお花を
見るたびに幸せな気分になれると思います。
岩橋さんにお願いして本当によかったと思っています。」
ウエルカムボードを、パンジーの鉢と
バラを組み合わせて作ったのでした。
雨の日に、多少、雫にぬれても丈夫なように、
どなたか列席されたゲストが持って帰られて
少しでも楽しんでもらえたら、なおいいだろう、と思って。
でもこうして、新婦様ご自身が翌朝に早速植えてくださって、
こうしてメールをくださるとまでは思っていませんでした。
(実は、頂いたこの写真、ベランダの向こうの景色も
素敵だったのですが、プライバシーに配慮して
若干トリミングしています。)
雨の一日を経て、ウェディングの翌朝、日がさしてきたころ、
こうして、昨日までこの手元にあって
バランスを見て何度もいじくっていたパンジーが
そんな素敵な光景の一員におさまって
のびのびと植えられている写真に、
・・・胸が詰まります。
未熟な自分にとって、この仕事は毎日、必死です。
うまくいかなくて落ち込んだり
腹を立てたりすることは山ほどある一方で、
こんなにつくづくと嬉しいこともまたあります。
シェ松尾松涛レストラン様の装花でした。
ご親族だけの結婚式。
お二人のお心遣いで、
一人ずつにナフキンフラワーを置いています。
雨の日の新婦様は、
なぜか自分にとってとても記憶に残る仕事に
なることが多い、と今日気づきました。
本当にありがとうございました。
では、今日もお疲れ様でした。





