丸い形のバラばかりを集めて作る
丸いブーケ。
白のバラはフィオナ、
ほんのりごく淡いピンクはイブシャンテマリー、
淡いピンクはユカカップ。

恵比寿にある、ウェスティンホテル東京様へ
お届けしました。
花嫁様は喜んでくださったそうで、
よかったよかった。

と、毎度の文章ではあります。
このブーケの形も色も、一会の定番のひとつです。
でもちゃんと仕上げて喜んでいただくことは
自分には毎回試練です。

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 岩橋さんの花は、毎回、新郎新婦の雰囲気にあっている。
 いろんな花屋さんがいて、それぞれ皆さん上手できれいだけど
 やはり花を花だけでアレンジしたもの、という感じがする。
 でも岩橋さんの花は、まず会場に似合っていて
 それぞれの新郎新婦さんの感じにも似合っていて、
 そこが素晴らしい。

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という話を、アシスタントさんが
あるお仕事先から言われたそうです。
自分はそれを又聞きしただけなので、上記表現は
美化30%増くらいになってる可能性大ですが、
本当に嬉しいお言葉でした。

自分が目指しているものは、
まさにそういう花だったので。
挨拶程度しかお話したことのない方から
そのような評価をいただいたことに
無限大に励まされる気がします。

花を切って挿す仕事をしているのですが、
花を切って挿すことが、仕事ではない。

ゲストをおもてなしする新郎新婦様の思いを
具現化するための花であること。
たった数時間のために、
お二人のために集まってくださった皆様に
挨拶して感謝を伝えるための花。

アレンジを見事に仕上げてその場に置くのではなく、
その場所に花があることで
その会場の魅力が一段と増すように、と考えます。

ただ花の束を作っているわけではなくて、
手の中で、花嫁様を励ます花を、作りたい。
と思います。

力不足で、100%できないこともたくさんありますが。
気持ちはやまほど。

では皆さま今日も本当に、お疲れ様でした。