
花時間さんの「12の花あしらいカレンダー」、来年2011年の12月に、
数年前に製作したポインセチアのリースの写真が掲載されています。
撮影は山本正樹先生。
このリースの撮影をした日のことは
今もよく覚えています。
今もだめだめだけどそのころは
もっと輪をかけてだめだめだったので、
今思うとああだったこうだった、
ここはこうしたらよかったと思うことばかり。
その日手伝ってくれたアシスタントさんは今は母となり、
月日、というものを感じます。
けれども
もっとさかのぼって、駆け出しのころ、
毎日果たしてこの仕事で食べていけるんだろうか?
と考え続けた日々、
それまでずっと修行の手本だった花時間さんに
紹介していただいてからようやく軌道にのったことを思うと
やはり、ありがたいなという一言に、尽きます。
自分ひとりで必死にがんばってきたつもりでも
いろんな方に助けられてやっとできたこと、
危うくぎりぎりのところで救われた連続であることを
今はわかるようになりました。
落ちそうな細い道を
あちこちから手をひいてもらって、やっとこさ
たどってきたんだなあと。
カレンダーを持っているのは
一会アシスタントの一人、しずかちゃん。
この一年もほんとうにお世話になりました。
と、感謝しつつこの写真を撮ったあとに
マジックリンでふいてみたりして。
きゅきゅきゅ。おつかれさんでしたなあ。
来年2011年の12月の今日は、
どうしていることでしょう。
果たしてこのブログがまだ存続しているのか
一会が存続しているのか、
それはたくさんの奇跡のような出来事の積算であることを
今了解しつつ、
今日、この埒もないブログを読んでくださった皆様に、
どうぞふたたびみたびとも幸多い一年でありますように。
心からお祈りしております。
今年は、あと1日になりました。
では皆様今日も本当にお疲れ様でした。
