蓋をあけ、その鏡にもうつるように
セピアピンクのバラをぎっしりならべた
リングピローです。
丑紅の金の蓋紙あけにけり
三橋鷹女
ここで終わるのが
なにか不足な気がするので
手習いとして作ったバラのブーケも一緒に。
花瓶買ふ 春夕焼を 封ずべく
角川照子
おれたちはみな卑怯者だ、
百円の花を眺めて百万人の飢え死を忘れる
中桐雅夫
散らない花などどこにもない。
散らない花など花ではない。
しかし、散ってしまったあとも人の心の中に
その花の面影は残る。(中略)
面影のために花は咲いて散っていく。
長谷川櫂
青葉さへ見れば心のとまるかな
散りにし花の名残と思へば
西行
お祝ひは 枯れてなくなる 花が良し
をみな児産みし 友に会ひにゆく
栗木京子
なぜだろう
萎縮することが生活なのだと
おもいこんでしまった
村と町
家々のひさしは上目使いのまぶた
茨木のり子
こころよく
我にはたらく仕事あれ
それを仕遂げて死なむと思ふ
石川啄木
桜散る あなたも河馬に なりなさい
坪内稔典
・・・
きりがないので
今日はこれにて。
おつかれさまでした。
で、つまり何よ?と
つっこまないでください。
俳句や短歌は短いだけに
ぱらぱら見てるとあっというまに
2時3時という罠。
明日は、半額募金ミニブーケが出せるといいなと
思っております。
ちなみに5月28日は本当に何度も
お問い合わせをいただくのですが
本当に申し訳ありませんが、
その日および翌日29日の
午前中のブーケまで
もうお請けすることができない状況です。
では皆様今日もおつかれさまでした。


