今日は、一会の定期スクールの日です。
芍薬とライラックとアジサイのブーケ。
というテーマ。
生徒さんが一言、
「芍薬って、なんていうか
私ってこんなに美しいじゃない?と
いいたげな花ですよねえ」。
そうだけど、
それを言ったら
リスとかヒヨコも同じじゃん?
ということを言いたいがために
珍しく文章からはじめてみる今日のブログです。
リスやヒヨコのおねだり写真を撮らせたら
自分は日本一なんじゃないかと思います。
超ニッチ。
もっとほかの才能がほしい。

4月の単発プリザーブドレッスンの、
花嫁さん自らの作品でした。
こちらも同じく。
ていうか、あーもーかわいすぎです。
和装のための、指飾り。
こちらも花嫁様自作の作品です。
一緒に髪飾りも作りました。
お友達にとても驚かれてとても好評だったそうで、
さもありなん。
いやあんたがどや顔になってどうする自分。
みなそれぞれにエクセレントでマーベラスで
素敵でした。
一会では、こういう突発的に行う
単発レッスンと、月一で定期的に開催している
定期レッスンがあります。

こちらはその単発レッスンの午前中に行った、
バーゲンレッスンのときの写真。
今日、また別の生徒さん皆様のひとこと
「作るのにあんまり集中しすぎてて、気付くと
息とめてるんですよね~」
いやそれはヤバイだろ。
息、しようよ!
昨日のアレンジコースの皆様もそうでしたが
真剣すぎて眉間にしわをよせて、
どうしようウカツに声もかけられねえ
と葛藤する講師ではあります。
生徒さんの職業も実に多彩で
有名な花屋さんで店長をしている方や
プロの方、セミプロの方、花屋さんに勤めている方は
まだともかくとして、
助産婦さんとか弁護士さんとか
有名大学で講師をされている方とか
ドイツ語の先生とか
ツアー添乗員さん
(南アワールドカップに抜擢されるほどのベテランさん)とか
・・・もちろん、一会のもと新婦様まで。
共通することはただひとつ、
皆さん花のレッスンに対してはとても真摯で、
花が、結構根っこで好きらしいです。
無口なのに、熱い、情熱がある方。
レッスンをする自分が
むしろ元気をもらう。
でもでもでもいや、そんな、
頼むから息しようよ!
ていうか倒れないで!
一会のレッスンには
ケーキもお免状もクリスマスパーティもございませんが
花が好き、てとこだけで成り立ってる、
そのピュアなあたりは確かだと思います。
先生は見本を挿しませんし、
黒板に図もかきませんし、ろくに指示もしません。
適当にコーヒー飲んだりしながら腰かけて見守ってるだけ。
でもみなさん2時間か3時間で、自分で花を選んで
きっちり仕上げていかれます。
この花は何センチで切って角度はいくつでいれましょう、
というほうが
ただ見守るということより
すごくすごく大変かというと、
そうでもない、という気もします。
それは先生の花がベストで到達点です。
でも自分は、みなの花のほうがベストだと思っているので、
ただじっと見てて、どうしても必要なときだけ
こそっと耳打ちする。
それで結局、いい花になる。
というスクールが、世の中にいっこくらいあっても
いいんじゃないかと。
今日、あなただけの花を。
レッスンの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.flowers-ichie.com/schoolinfo.html
やや満席気味のコースもありますが
現在、火曜日の昼と水曜の夜が、ねらい目のようです。
では皆様今日も本当にお疲れ様でした。









