
それは、今年の6月。
初夏の軽井沢高原教会様、軽井沢の木の教会さまへ
お届けした生花のブーケでした。
挙式後3日目、新婦様よりいただいたメールを紹介します。
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ブーケもお花のパーツ達も、
想像を遥かに超えてどれも素敵なものばかりでした。
緑の濃くなってきた東京とは違って
軽井沢はまだ新緑が初々しく、
柔らかい緑色の葉っぱたちの間から
お花がちらちらと顔をのぞかせているブーケは、
まさに今のこの時期の軽井沢の風景そのもののようでした。
そして何よりも、風に柔らかく揺れる緑や白に包まれて、
その中にしっかりと凛として咲く
バラやあじさい達が潜むブーケ、
私が「こうありたい」と思う理想の女性の姿のようで、
一会さんからブーケと一緒に
これからの私へのエールをいただいたような気がしました。
ヘアパーツ用のお花も沢山用意していただいて
全部はとても付けきれず、
単発レッスンで作らせていただいたバックコサージュに
その場で残ったお花を付け加えて取り付けました。

ブーケを手放すことができず(笑)
結局誰にも渡さずに自宅に持ち帰り、
押し花にしようかと悩みましたが、
この雰囲気が残るのかどうかが不安で、
だったら一日でも長くこのままブーケを眺めていようと、
いまもリビングに飾って眺めています。
私にとって、ドレスは真っ白なキャンパスでした。
結婚式の日を一着の白いドレスで過ごし、
それをお花や小物で雰囲気を変えて楽しむことが私の夢でした。
アレンジを決めて一会さんにお花を注文し、
それから挙式の日まで毎日のように
「私のお花、どんなお花だろうね~?」と、旦那さんに言っては、
子どものようだと笑われていました。笑
一会さんのブーケとお花を身にまとって
一日を過ごした結婚式の日の幸せな気持ちは一生忘れません。
本当に、一会さんにお花をお願いしてよかった!!
と心からそう思います。
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夢だった、とおっしゃるその一端を
になえたことに、感謝しています。
軽井沢にはオンシーズンになると
月に2度、3度とブーケをお届けします。
でも、それでも距離は厳然として存在し、
遠方なので、いつも気持ちは常に綱渡りです。
何かあったらどうしよう、と
ずっとびくびくと思ってます。
いつまでたっても開き直れない小心者の自分は
だからこそ、こうしてメールをいただけることの
大きな感慨を覚えます。
「それが夢だった」、という一言を
担えた偶然に、深く深く感謝します。
花を身にまとう一日はたぶんそうそう人生でありません。
それは花嫁の特権、
花嫁という一日。
では皆様今日もおつかれさまでした。
翌朝見直している今日は
忙しい金曜日にもかかわらず
どうしても今書きたくなったので追記、
こんな写真をトップに飾ることができるなんて、最高だー!
としみじみ思いました。ブラウザを開くたびに、感動してます。
ああこれ自分のブログなんだよな、としみじみじーんとしております。
ありがとうございました。



