もうコスモスも終わりの時期だねと言われて
こっこの記事を早く書かなくちゃ!

以前作ったコスモスのブーケを使っていただきました、
花時間さんの来年のカレンダーの9月です。
http://ebten.jp/eb-store/p/9784047282452/

もうひとつ、海洋冒険家の堀江謙一さんをずっとサポートし続けた
土田さんという元電通プロデューサーの方から、
ある日突然届いた本。

「波濤を越えて 堀江謙一をめぐる半世紀」 土田憲 言視舎

(普段ブーケを撮る場所で撮ったもので
背景が微妙にラブリーなところは見逃してくだされば)

ずっと以前に、銀座三越でプリザーブドフラワーの展示会をやった際に、
たまたま土田さんがいらしていて、そこで
冒険家堀江謙一さんの航海で使われる献花リースを
制作させていただく、という稀有なご縁をいただきました。


そのときの様子はこちらの記事に。
http://www.flowers-ichie.com/mermaid.html

ついでにそのリースのメイキングの記事は
こちらに。海に投げるので、海洋の環境を害さないように
ワイヤーなどを一切使わず自然素材で作ったリースでした。
なんとはなし
このブログの原点を垣間見るような気もいたします。

土田部長さまには、本当にお世話になりました。
私はそのころまだ本当に駆け出しで
今だから言える築30年以上のアパートの六畳一間で
必死に花の仕事をしていたころでした。
プリザーブドが、長い航海の間かびないように湿気ないように
アクリルケースを特注で作ってもらったものの、
その置き場に困るくらいの狭い部屋。

天下の電通のビルに、契約書の手続きにいったときに
土田部長が経理の人に向かって
「この人はね、ほんとに一生懸命よくやってくれたんだよ」
「ほら、値段もこんなに頑張ってくれたんだよ」
「ほんとにありがたいよ」
と、一生懸命、一生懸命、言ってくださっていた様子を
自分は今も今日のことのようにはっきりと覚えております。

心から感謝を申し上げます。

( ↑ すっごい嬉しい。)

花時間さんに紹介していただいてから
今日の自分があったと思います。
また土田さんのような稀有なご縁と温情とを
たくさんたくさんいただいて
やっとなんとか今も花の仕事をしている、
と思っております。

言葉にならないほど。

では皆様、今日もお疲れ様でした。