麹町にある有名なフレンチレストラン、エメ・ヴィベールさまへ
お届けしたセミキャスケードブーケ。
白を基調とした中に、少しだけ挿し色を。
本当は、この挿し色は、
新婦様の一番近い色を突き詰めると、マホガニー ヴェールというバラでした。
でも希少なバラで、あれこれ手を尽くしたけれども入荷がかなわなくて、
代替希望をいただいていたシュナーベルというバラを使いました。
シュナーベルも、3回別々に入荷した中で、
一番いい色だったものを、5輪だけ。
予備で仕入れた、ブルーショコラもブラックティーも
ショコラもそして使わなかったシュナーベルも、たくさんのバラが
装花や今日のイチエッタクラブなどなどに配分されております。
その中で選ばれた、ほんとに数輪だけを、ブーケに。
でもそんな思いなどは、作り手の勝手です。
気に入っていただけなかったら、意味がない。
心に沿う花でなかったら、対価には引き合わない。
いつものことですがでも
どうかなあ、気に入っていただけるかなあと
祈るような思いで送り出して
その1時間後、
たぶんお仕度が整ってブーケをはじめて手にとった時刻。
見覚えのある携帯のメールアドレスから、
無題のメールが一通届きました。
笑顔の写真が二枚添えてあって
そしてたった一言、
を、繰り返し。
なっ・・・
泣きそうです。 ;;
(この長年やってる一会ブログでたぶん最初で最後の顔文字。)
では皆様今日もお疲れ様でした。
ありがとうございました。



