東京乃木坂、レストランFEU様への装花。
自分が駆け出しのころ、
ある懇意の司会者さんと電話で話していて
「乃木坂にあるフウっていうフランスレストラン、
とっても素敵なところで、窓から緑も見えてね、
持ち込みも寛容で、
レストランウェディングの先駆けみたいなお店よ、
岩橋さん知らないの?」
と尋ねられて、
赤面したことを、
いつも、今も思い出します。
やはりとても素敵でした。
久しぶりにお伺いしたその空間は
ちなみに私見ながら、
「東京都下で最も取り付けの難しいウェルカムボード」装花です。
ワイヤーもテープもきかないのよねえ。
取り付けたお花がよく落下してしまうらしいのですが、
「花屋さんはどこ?あ、一会さんなら大丈夫」と
レストラン様側が、お二人に
おっしゃってくださったのだそうです。
撤収に行ったアシスタントさんが
送ってくれた写真。
花嫁さんはとてもとても喜んで
あふれるほどの笑顔で、
お礼をおっしゃってくださったそうです。
予算と装花との兼ね合いを考えて、
ひとつひとつ真剣に検討なさっていたお二人との
お打合せのことを思い出します。
でも最後には、結局全部頼んでくださいました。
嬉しかったなあ。
そんなお二人に選ばれたこと、
喜んでくださってよろしくと伝えてくださったということは
今日また、胸につける小さな勲章です。
お仕事をさせていただいて
本当にありがとうございました。
ではみなさま、今日もおつかれさまでした。
そのFEUさんで、自分が最初に装花をさせていただいた花嫁さん
からのお写真も
一緒にご紹介してよいでしょうか。
この時のおばあちゃまが杖にお花をつけて電車の中で
笑顔になってくださっている写真は、
今も変わらず自分の原点で、
また目指すところのひとつです。
いつか、一会がなくなっても、
私が花を作れなくなっても、
自分はきっとこの一枚を死ぬまで覚えているだろう、
という、写真です。
こういう花を作りたい、
て思っております。
たった一日の花、
けれども一生記憶に残る花を。
ではおつかれさまでした。
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