はなばな祭の最終報告南相馬への花人を幸せにする花を

というので、福島、南相馬へ
花をお届けに行ってきました。

それは銀座三越2階でのイベントで使った
アートフラワーだったのですが
（この写真は花時間さんよりいただきました）

大震災からずっと、
自分が直接なんにもしていないことに
ちょっとひけめを感じていたので、
その時使った花を、届けられたらいいなーと思って、
とはいえ取り立ててコネもないので
ネットで探した
南相馬郡ボランティアセンターの持ち込みサロンという形で、
花をレッスンさせていただきました。

「ここらへんは何もないけど、仮設だけはいっぱいあるから」
と、担当の方の、電話の言葉とか、
「今日は来て良がったよ、こんないいことがあるなんて」
というおばあちゃんの言葉とか。
「生きててよがったなあ、こんないいことあるなあ」と、

「あなたのお名前さ、なんで言うの？もっかい教えて。
ほんとにありがとねえ」と言いながら私の名前を丁寧に
手帳に書いてくれたり、

仮設の壁は薄くって
といいながらハーモニカを練習しているおばあちゃま、

皆さま全力で笑おう、楽しもう、感謝しようとなさっていて、

自分ももうちょっと年をとったら
こういうかわいいばーちゃんに
なれるのか。
なりたい。
ならねば。
と思う今日でした。

三越のはなばな祭は、自分の力の至らなさに
反省することも多々あったのですが
結構しょぼんとしてたのですが、
こうして、今日少なくとも誰かの役にたてて
嬉しかった。

アシスタントさんが、まるで一片も迷わずに
「え、一緒に行きますよ？」と言ってくれたことも
嬉しかった。
それは辞退したけれども、この日のための梱包作業を
黙って手伝ってくれました。

今、一会として花を活けられることの
感謝を、少し返したかったのですが、
ほんとにちょっとだったから、
思ったよりそんなに難しくなかった。
もしも「自分も」という方がいらしたら
ぜひ、とおすすめしたい所存であります。

そいでついでに
福島駅から車で30分の源泉かけ流し、高湯温泉を堪能し、
現時点で、かなりご機嫌でございます。
ビバ温泉。

では皆様今日もおつかれさまでした。

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