ティアドロップブーケ八芳園様へふわんころんの淡いピンクブーケと今できること

本日八芳園さまへのティアドロップブーケ、
「ふわん、ころん、とした感じ」という花嫁様のリクエストで、
丸いバラをたくさんと、つぶしゅわの小花をたくさん。

横から見るとこんな感じ。
このブーケは、ブーケホルダーと呼ばれるスポンジに挿すタイプ。

レッスンでこの手のブーケを作るとき
生徒さんがよく言うセリフのひとつに、

「中央の花はどんどん挿して、
なんだブーケすぐできるじゃん！
・・・と思ったら、
その後完成させるまで、結構長かった！！」

そうだよー周囲のほうがずっと花の量使うからねー。
そしてレッスンと違って、本番ブーケは横顔も大事。
なのでこの横顔部分に、けっこう手間がかかります。

このブーケも、
昨日はあきらめてとっとと寝て、
今朝早く来て、最後まで手直しして、
そして八芳園さまへ。
花嫁様は、手をたたいて喜んでくださったそうで
わーよかったー・・・ふー。

ありがとうございました。
そしておめでとうございました。

あれ、おめでとうございますと書いていいのかなと
ちょっと迷って、いや書こうと思う。

私のようなものでさえ、早朝、一人で花を作りながら
今こんなのんきに花を作ってていいんだっけ？
と、一瞬思う。

今日明日結婚式を迎える花嫁さまで、
心優しい人は
「あれ、私、いいのかな？」って思うかも。
楽しんでいいのかな、と思ってしまうかも。

だけど、楽しんでいいんです。
今日幸せを感じて、おもいきり幸せでいいのです。

そして働く側の自分も、
普通に花作って、
いやむしろ
さらに気合いれて花つくって、
目の前の仕事をしっかりすべし！

そうして今は、しっかりエネルギーを蓄えて
必要な時に、自分にできることが
ちゃんとできるように。
どっちにしろ今は何もできないわけだし。

５年前の春、銀座の街の灯が消え、
暗く、人通りもなく、
見たことのない
不思議な静けさに満ちていたことを思い出します。

必要以上の自粛は、
あのとき、ほんとに役にたったのかな？

「自粛をしていただくことより、
お花見をしてくださることのほうが、ありがたい」
「そしてみなぎった活力を、少しでいいから
被災地にまわしていただきたい」
そうおっしゃっていた岩手の
「南部美人」酒蔵の方のお話を、思い出しました。

その時の元記事はこちらです。
http://ichiecarpe.exblog.jp/12370288/

（このころ、一会では
500円ミニブーケを売ってその半額を寄付する募金をしてたのでした）

というわけで、今年の
一会の母の日ギフトは、
お申込み済みの方も、
これから申し込んでくださる方の分も、
５年前と同じように代金の一部を募金制へ、
自動移行させていただきます。

…詳細は週明けに。（と何回書いてるんだ）

今日、おめでとうと言われるべき
花嫁花婿様へ、
心から、おめでとうございました！

今できることは、
自分の目の前にあるできることを、
きちんとすること。
…つまり仕事しろよ！ということだ。はい。

では皆様、今日も本当におつかれさまでした。

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